セミファイナル
Sライト級10回戦
戸田憲士(オークラ) 判定 佐々木基樹(協栄)
強打の学士選手同士の一戦は、昨年度のA級トーナメント覇者の戸田憲士が
2-1の僅差の判定をモノにし、日本王座にまた一歩、近づいた。
「戸田は阪東(竜、ハッピーカドタ所属)に2度敗れている。アウトボクサーに弱い!」
と、佐々木選手は試合開始から足を使い、左に廻りジャブを突き、
完全にアウトボックスする構えだった。
しかし、「戸田のパンチを貰わない代わりに自分の強打も当てられない」とでも思ったのだろうか?
3Rには、それまで忙しく動かしていた足を止め、打ち合いを演じる。
どちらの選手も決定的なダメージを植え付けるようなヒットは無かったものの、
見ている方はスリリングな回であった。
危険を冒してまで打ち合うも、あまり効果を得られなかった佐々木選手は、
以後のR、また足を使ってアウトボックスしたり、機を見てまとめて手をだしたりと、
良く言えば、状況に合わせた・・・悪く言えば、どっちつかずの試合運びを展開。
それでも、中盤、5Rくらいまでは互角か、やや佐々木ペースだったのだが・・・
6Rは、戸田選手が畳みかけるような猛攻を仕掛け、
7Rには、いよいよ佐々木選手の手数が減り、
8Rには「ひょっとしたら佐々木選手、倒されるのでは?」というほど戸田選手に圧倒された。
9Rは、やや、佐々木選手が持ち直し反撃するも、
10R、細かな戸田選手の右を受けるなど、印象は悪かった。
試合前半は佐々木選手、後半は戸田選手と云う色分けがなされた
この試合の採点はレフェリーの福地氏が96-95で佐々木選手を支持
ジャッジ浦谷氏が97-93、
ジャッジ手崎氏が97-96で戸田選手を支持し、
戸田選手が勝利し、日本タイトル・レースで佐々木選手より一歩先に駒を進めた。
| 両者とも学士同士、佐々木選手の方はトドメに校歌を背にリング入場。 |
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| おなじみ戸田選手の強力サポーター達。 |
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| 挨拶代わりに右を振るう戸田選手、 |
左にサークリングし、アウトボックスする佐々木選手(どちらも1R) |
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| アウトボックスしながら、機を見てボディを狙う佐々木選手(2R) |
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| 戸田選手の強打を避け続けてきた佐々木選手が、この回、打ち合いを挑む。スリリングなRとなった。(3R) |
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| 当てさせてはいないのだが・・・・(4R) |
佐々木選手の右で、一瞬、天を向く戸田選手(5R) |
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| アームプロックしていても吹っ飛ぶような強打を叩きつける戸田選手、これをきっかけに畳みかけた(6R) |
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| 8R、ガードを割って戸田選手の右が入る(右) |
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| 9R、佐々木選手がペースを取り戻そうと攻勢に出るが・・・ |
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| 最終回の戸田選手の攻撃、強打者同士の一戦は判定へ・・・ |
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内容(採点)は僅差ながら、
分ける明と暗の差は大きい。 |
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おまけの選手本人語録
佐々木選手版
「大丈夫、全然問題なかった」
「膝は大丈夫?膝がかなり痛そうに見えたんだけど・・・」の質問に
それでもしつこく「本当に痛くなかったの?」と聞くと
「ちょっとだけ・・・」
「あ〜ぁ、これでタイトルマッチが遠くなってしまったな・・・」
戸田選手版
「(細谷くん)よく、あのパンチ食って立っていられたね・・・」
前回の対戦者、同僚の細谷選手との会話。
戸田選手も佐々木選手の強打を貰って気を失い掛けたそうだ・・・
アンダーカード
リック吉村 判定 大嶋宏成
