WBA世界ライト級タイルマッチ
#畑山隆則(横浜光) KO8R cヒルベルト・セラノ(ベネズエラ)
「畑山はセラノに勝てない」
勝利者インタビューで勝った畑山選手本人も言っていたように
戦前の一般的な予想は、こんなものだっただろう。
その理由として、
1、約一年のブランク、なのに復帰戦がいきなり世界タイトルマッチ
(一年もブランクがあるのに、カンを取り戻すための調整試合もせずに無謀だ)
2、シンに派手に倒されたのに、さらに一階級上で戦う。
(SFe級でバッタ、バッタ倒してかけ上がって来たが、世界のトップではダウンを奪われるなどパンチ力、
耐久力ともいまひとつ、なのに上のクラスで戦うのは危険。)
3、坂本の目を塞いだ脅威の左アッパーを持つ、あのセラノが相手
(セラノの左アッパーが炸裂すれば、畑山は間違い無く沈む、彼は一流のチャンピオンだ)
と、まぁこんなところだろう。
天邪鬼の私は、それらを全部逆に考えた。
1、一年の休みで、いい休養がとれただろう。崔龍洙との第一戦以来、彼はよく打たれていた。
2、SFe級でタイトルを取った頃には、もう、そのクラスで闘うには、限界(を超えていた)だった
SFe級では、もう2度と闘わないで欲しかった。
一階級、上げる事によって畑山本来のポテンシャルが存分に発揮できるだろう。
3、セラノのたった一つだけマシなところが、あの左アッパー、
右は当てるのだけは上手いが、まるで威力無し。
世界のトップクラスを相手にしなくてはならない立場にしては、恐ろしいくらい打たれ弱い。
しかも、スタミナも無く、中盤以降、ガクッとペースダウンする。
今まで日本に来たチャンピオンの中で、一番おいしいチャンピオンなんじゃない?
前回の坂本戦を見終わってすぐ、畑山選手は言った
「あの左アッパーさえ食わなけりゃ、絶対に勝てる!是非ともセラノとやりたい」と。
彼は自分の予言通りの事を実行し、日本人として2本目の世界ライト級のチャンピオン・ベルトを我が国にもたらした。
強豪犇くこのクラスだけに、いつまで畑山選手が王座に留まっていられるか・・・それは分らない。
しかし、畑山選手にこのくらいの芸当は(減量苦さえなければ)出来る実力があることを、信じて疑わなかった。
おめでとう畑山。おめでとう、自分。
さぁ、次は強豪が相手だ。
| 畑山選手の右で腰を落とすセラノ選手 |
最も警戒するパンチを
丁寧に外す畑山選手 |
激しくチャンピオンに襲いかかる挑戦者(全て1R) |
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| 「このパンチだけは食わない!」 |
畑山選手のジャブ |
セラノ選手の右ストレート、このパンチはたまにヒットするのだが、
威力はあまり感じられない(全て2R) |
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| 前回、坂本選手を追い詰めた、得意のパンチは畑山選手には通じず・・・ |
ガードを割ってセラノ選手の右がヒット(全て3R) |
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| 打たれれば、同じパンチでお返し・・(4R) |
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| 左フックでセラノ選手がグラリ・・ |
続いて右アッパーを突き上げると・・・ |
セラノ選手、ダウン!(5R) |
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| 7Rには、畑山選手の右ストレートで、セラノ選手、再びダウン! |
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日本人としては、二人目の
世界ライト級チャンピオン誕生 |
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WBA世界ライト級戦アンダーカード
