Sフェザー級10回戦
カズ有沢(草加有沢) 判定 五月女利晴(宮田)
「今度の試合は僕の一生を左右する、大事な一戦です。」
カズ有沢選手はこの五月女戦をこのように語った。
一生と云う言葉から、彼のこの試合に賭ける確固たる決意と壮絶な思い入れを感じた。
前回、積極的に仕掛けに行き、倒して勝とうと力んだカズ有沢選手は、
落ち着いて自分のファイトプランを忠実に守った五月女選手に7回、
最後はカウンター気味の右ストレートを受け、昏倒した。
そして、今、
リングの上では五月女選手が積極的に前進しカズ有沢選手を後退させる。
カズ有沢選手は巧みに五月女選手のブローを外し、時折、自分のブローを確実に決める。
Rを重ねるごとに五月女選手がその前進の度合いを強めて行く。
明らかに打ち合いに持ちこみたい構え・・・
しかし、
本来ならば負けん気の強いカズ有沢選手が、あえて打ち合いを拒否する。
「がまんしてるなぁ・・・」
確実に勝利を手中にする為に、本当は打ち合いたい気持ちを押し殺しているように私は感じた。
そうかと思うと、R終盤に突如として五月女選手に襲いかかり、まとめて手数を出したり、
五月女選手が打ち気になると、さっ、と往なしたり・・・・
試合は完全にカズ有沢選手のペースで終始した。
| 1年4ヶ月ぶりi顔を合わせる両選手。(1R) | 五月女選手の右がヒット(2R) | カズ有沢選手の右。 ガードの上からだったが 五月女選手よろける。(5R) |
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| カズ有沢選手の右アッパーがヒット(7R) | カズ有沢選手の左アッパーがヒット(9R) | 二度目の対戦は判定へ・・ |
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見事に「自分の一生を左右する試合」を乗り越えられたカズ有沢選手、
しっかりと地固めも済み、いよいよ「象徴」に向かって登り始める。
| やり残した仕事を片付けたカズ有沢選手。 そしてまた王座に向かって歩み始める。 |
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