2001年 職漁日記(やまめ)


※お断り…ポイントについては、私自身のため、そのポイントを大切にしている方のため記述しません。

釣行記録2001(やまめ)          HOMEへ戻る


2001.05.19(土)  閉伊川
いつまで落ち込んでても何の解決にもなりません。
頭の毛はもう残り少なくなりましたが、心臓には鋼のような剛毛が密生しております。
やっぱり『DEMA』は意地を張ってでも、走り続けなければいけません。
気持ちを入れ替えれば、座っていることさえ辛いほどの体調もすっかり回復いたしました。
最近まともに喰っていないのでフラフラですが、歯を食いしばり足を踏ん張って気合を入れればどうにかなります。
生きていくことも、釣りも根性がすべてです。口だけではどうにもなりません。

気合の入った『DEMA』。AM4:00 閉伊川上流部着。
今日は用事があるため昼までの釣りですが、意地でも結果を出してみせます。

・・・で結果がでました。一日這いずり回ってたったの12尾。時間当り2尾にもなりません。根性が空回りです。
何処へ入ってもイワナとウグイばかり、毛ばりを振ってみてもやっぱりイワナばかり。
どれほどのイワナとウグイを釣ったでしょう。うんざりです。
ヤマメは何処へ行ってしまったのでしょう。
今日の釣りはコメントのしようもごさいません。不漁年を証明しただけに終りました。
「ダダダITO」さん、ごめんなさい。『DEMA』はアタリすら出せませんでした。
立派な講釈をたれましたが...口だけでした。

ところで、中流部へ入った時、ヒュンヒュンというアタリでやっと掛かってきたのが12cm程のアユ。よくよく見れば、辺りはアユだらけでございました。どうやら放流したようです。「ダダダITO」が気仙川でてこずったのも、もしかして...。アタリのでかたが違いますから大体分かりますが、アユが苔を食むようになるまでは要注意です。

2001.04.27(金)  気仙川
さて、どこへ行こうかです。
閉伊川は、まだ水が高くて歩くのが大変なうえに釣れないとなれば当然行きたくありません。小本川も同じです。となれば、やっぱり気仙川。
ずっとまともな雨は振ってませんから、水量も少なくて歩きやすそうですし、どうせ釣れないならそっちの方がいい。ただ、上流部は渇水のうえかなり攻められてそうですし、「ダダダITO」 x 3でも18尾ですし...。向かうは中流部。

朝6:00。川は予想通り、水量が少ない。私にとっては理想的な水量です。
さっそく仕度をしてザラ瀬っぽいポイントから始めますが、まったくアタリがありません。
で、パターンを変えます。今度は浅トロ瀬とでもいいましょうか。6:20、一投で15cmほどのヤマメが掛かります。この素直なアタリは手付かず状態です。気合が入りますが、空回りしてどうもしっくりいきません。7:00までの40分間で5尾のみ。ここで寒いうえに風が出てきました。無理に振り込んでも仕掛けのトラブルばかりです。結局9:00までで15〜23cmを15尾。次のポイントはサケばかり。その次は1尾のみです。風が強くてもう振り込むことさえできなくなってきました。もう釣りになりません。

「毛ばりならどうにかなるか。」前回の気仙川で調子付いた『DEMA』は竿を持ち替えます。と、出るわ出るわ、9:30〜10:30の1時間で50位...でましたが、釣れたのはたったの5尾。まったく合わせることができません。いくら毛ばりに反応しても、釣ることができなければどうにもなりません。
自分のドン臭さには目をつぶり、車で場所移動です。が、掛かるのはサケばかり...。

11:00車の中で朝食兼昼食ととり、地図を見ながらどうするか悩んだ結果、上流部で毛ばりを振ることに決定。それでだめなら帰ろ!と、車を走らせると風が弱まった気がします。風が弱くなればさっきのポイントでまだ出ます。

11:30。朝のポイントでもう一度始めます。まだ風は強いですが、竿を振れないほどではありません。と、予想通り掛かります。12:30までの1時間で8尾。いよいよ調子に乗ってきました。時々吹く強い風は煙草でも吸ってやり過ごします。ちょっとした入れ掛かり気分を味わいます。
と、ここに落とし穴が...。30cmをゆうに超えるアメマスです。これですっかりポイントを荒らしてしまいました。ピタリとアタリが止まります。しばらくしてやっときたと思ったら、また30cmほどのアメマス。どうせならアメマスでも喜ぶ人に掛かればいいものを...。私にとってはただのポイント荒らしです。同じ外道ならポイントを荒らさないだけアブラッパヤの方がまだ可愛い。結局このあとはいくつか追加しただけで14:30終了。
それでも11:30〜14:30の3時間で40尾。それもほとんどが17cmクラスですから結構楽しめました。本日のトータル61尾。そのうち60尾が同一ポイントで釣れたことになります。

GWに気仙川へお出かけの方。風とアメマスの被害がなければ3桁も夢ではありません。ただ、けっして魚影は濃くありませんので、釣れるポイントと釣れないポイントがはっきりしております。ちなみに今日のポイントではヤマメだけでなくアメマス・イワナ・ウグイ・アブラッパヤなんでもかかりました。五目釣り状態です。掛からないポイントはなんにもかかりません。お気をつけください。

2001.04.21(土)  稗貫川
閉伊川は、おそらく雪代でゴンゴンでしょうし、気仙川まで走ったところで、私の腕では釣れるわけもありません。
不漁続きでガソリン代にも事欠く始末ですし、近場の「稗貫川で済ませよう!」
雪代の具合がどんななのかわかりませんが、釣りにならないようなら(釣れなかったら?)花巻まで行ってブラックバスでも釣って遊んでこよ!と、すっかりやる気のない『DEMA』です。

朝6:00岳川着。水量は多めですが濁りもないし釣りにならないような状況ではありません。岳川で何ヶ所かやったあと稗貫川へ行こうと思います。
車から降りた時はそんな寒い気がしなかったのに、釣りを始めたらとっても寒い。
水の飛沫を被った木の枝はすっかり凍っています。こんなに寒くてはヤマメの活性より私の活性が上がりません。
時々、日向ぼっこしながら9:30までの3時間半でたったの22尾。淵でも瀬脇でも掛かるのですが、どうしても数が伸びません。
ここではたと気づきました。この川で4時間以上釣りしたことがありません。そして場所はいつもココ。このあと行くアテがありません。困ったことです。
2ヶ所めも10:00〜11:30の1時間半で8尾のみ。当たり前のポイントで掛かるわりにはいくら粘っても数が伸びません。

どうにもならないので稗貫川へ移動です。
しかし、こっちもアユ釣りさえもあまり来たことがありません。アユの季節と水量も違いますし、アユとこの季節のヤマメではポイントも違いますから、ここだ!というポイントにぶつかりません。
なんとかそれらしいポイントを見つけたのが12:30。が、いざ竿を出してみるとイメージと違います。1時間やって3尾しか釣れませんでした。これ以上やっても、もう釣れる気もしません。

結局、尻尾が丸く汚い純放流ヤマメが33尾のみ。参りました。私の負けです。
はやくアユ釣りがしたくなりました。

2001.04.07(土)  気仙川
閉伊川は師匠S氏の情報から、釣れそうな気がしません。
小本川は「su-san」さんの情報(su-sanさんのHP「北の奔流」参照。トップページからどうぞ。)では良いらしいのですが、「su-san」さんと『DEMA』のレベルの違いと、下流部への釣行経験がないことを考え合わせると、「su-san」さんには釣れても私は小本川まで「どんぐりラーメン」を喰いに行っただけになりそうだし...。行くところがないので仕方なく気仙川。

気仙川は例年、4月10日を過ぎるとノボリと称し、どこからともなくヤマメが湧き出し瀬に出てきます。解禁以来のチャンスタイムです。しかし、4月10日にS氏が釣行予定ということなので、その前に獲らなければなりません。
今はまだ、気の早いヤマメしか瀬に出ておらず、淵主体の釣りになりつまらないのですが、S氏の後ではどうにもなりませんので、その辺はガマンです。良い年であれば3桁は確実のノボリですが、さて今年はどうなりますやら...。
目標をいつもの半分の50尾に設定し、のんびり(しつこく?)淵の釣りです。

で、気仙川上流部。
この川に立つと緊張します。私にとって一番数の獲れる川である反面、一番難しい川でもあります。私のレベルでは、釣れるか・釣れないか紙一重。ちょっとでも気を抜くと悲惨な結果が待ち受けております。何度も痛い目に遭いました。

予定通り、淵から始めます。
水量よし!水色よし!天気よし!風なし!釣れない言い訳のネタはひとつもありません。
2投目で13cmのヤマメ。幸先良しです。2尾め、3尾めと続きます。「いいじゃないか!」と思ったら、4尾め、5尾めとS社のラインは立て続けに切れてくれました。その後はイワナとハヤばかり。上流部ではイワナに喰われる餌も税金と思ってあきらめます。1時間で5尾にしかなりません。次の淵も似たようなもんです。
さて、財布はいつも軽いが性格とケツはもっと軽い『DEMA』。釣れないとなれば、魚が居ようが居まいが必殺技「ココにはイナイ!」を使い、自分の腕は神棚へ祀りあげてサッサと次へ向かいます。

淵に居ないとなれば今度は瀬です。瀬と言っても今の季節では、チャラ瀬や浅いトロ瀬を狙います。と、居ました!しかし、この辛いアタリはヒカリです。この季節のヒカリのアタリは非常に辛い。アタリは大きいのですがなかなか針に乗りません。でも、諦めてはいけません。こいつを獲らないことにはヤマメは釣れません。不思議なことにこのヒカリを獲ると同じポイントからヤマメが釣れます。しかし、こいつを獲り損ねるとそのポイントでヤマメは釣れません。例年に比べるとヒカリの割合が高いため、(今日の釣果58尾中20尾がヒカリ)余計コイツを獲ることが重要です。しかし、わかっていながら獲れません。12:00までで41尾にしかなりません。例年ほどではないにしろ、結構ヤマメがいることはわかっています。たくさんライズするのですから。

ここでまた、性格とケツの軽さを発揮します。ライズしているのなら毛ばりです。ヤマメを獲るためなら釣り方にはこだわりません。この日のために図々しくも「su-san」さんにアドバイスをいただき、10年以上前に一度だけ使用した自作流し毛ばりを準備してきております。その昔フライマンもどきだった『DEMA』の毛ばりはロイヤルコーチマンやアダムスだったりします。が、これが掛かります。なかなかアワセることができず、出る魚の半分も取ることが出来ませんが、「su-san」から受けたアドバイスにより慌てず騒がず、しかし不器用に取り込み1時間で15尾!それもエサ釣りをしたポイントを釣り返して。やはりエサで釣れる魚と毛ばりで釣れる魚は違います。(腕のことは置いといて...)
調子に乗った『DEMA』。ポイントを移動しここでも毛ばり!が、そうはうまくいきませんでした。40分程で2尾しか釣れませんでした。まあ当然のことですが...。

で、今日は終了。例年に比べるとやはり少ない釣果ですが、なんとか今日の目標はクリアできました。毛ばりの流し釣りも経験できたし、また一歩前進です。
すべては「su-san」さんのおかげです。ありがとうございました。
 (盛岡毛ばりの流し釣りについては「su-san」さんのHP「北の奔流」でご覧いただけます。トップページからどうぞ。)

2001.03.25(日)  閉伊川
困ったことに、おいしい情報はひとつも聞こえてきません。
気仙川は釣れる気がしないし、閉伊川は釣れないうえにかなり雪代が出ているというし...。いくら考えても、どうせいい答えは見つからないので閉伊川!
それも天然物皆無、鮎も放流しない上流部。一度もやったことないけど、ダメならサッサと逃げ帰ろ。

実は閉伊川は嫌いな川のひとつです。
車が止められない。川に降りられない。国道からマル見えでそこらでウンコなどできず、ションベンするにも気を使います。
川通しができない。ガンガンと大渕ばかりで手頃なポイントが見つからない...などなど。
当然良い釣果に恵まれたことなどないわけで、余計に嫌いな理由ばかりがたくさんでてきます。
が、岩手に住んでいて閉伊川を知らないというのも情けないので、どうせどこの川も釣れない今年は、閉伊川を勉強しようと思っております。

朝6:00まず淵を見つけここから下流へ向かうことにします。。
すぐに来たのが真っ黒のイワナ、ガングロ(岩黒)。次にタモに飛び込んだヤツは‘キュッ’と泣きやがります。キュッ、キュッ、キュッ、ウグイのキュウ太郎です。。ガキの頃「男のくせに声を出して泣くんじゃない!」と親父に随分殴られましたが、コイツは魚のくせに声を出して泣きやがります。次も次もその次もキュウ太郎です。どうやら入れ掛かりの雰囲気なので場所移動。
2箇所めはトロ場、アタリなし。まあ、こんなモンか。
で、3箇所め7:00‘ズコズコッ’と遠慮なしのアタリでやっと1尾目のヤマメ15cm。この季節1尾釣れたら後は粘るのみ。が、ペースは良くありません。2時間半粘って17尾。まだ時々アタリはありますが針に乗らないのでいないことにして移動。
4箇所めは瀬のヒラキのトロ瀬。「居た!」と緊張しますが、どうしてもペースに乗り切れません。ヤマメがタンマリいるのは解るのですが、アワセても乗りません、乗ってもバレます。2時間半で26尾。この間S社のラインは7回も切れてくれました。使い方が悪いと言われればそれまでですが、D社のラインならこんなには切れません。
アシとバラをこぎやっとたどり着いた5箇所め。石というより岩だらけ、この時期はこんな場所は良くありません。1ヵ月後のポイントです。道路から見るとよさそうに見えるポイントも、そばまで来るとどうにもならないのはよくあることです。。10投程してみますが当然のようにアタリがないのでハイッ移動。
時間的にここが最後のポイント。一目で絶対にいるのがわかります。が、一投めバラシ、二投めバラシ。コンナンではどうにもなりません。結局1時間半で12尾。

自分のヘタさにウンザリした一日でした。魚はいます。アタリも出ます。でも獲れません。情けない限りです。きっと出したアタリの5分の1どころか10分の1位しか獲れていません。
恥ずかしいので師匠には今日の事を内緒にしようと思います。もしも口走ってしまったら、私の釣り残しだけで3桁釣られそうです。みなさんも絶対に内緒にしておいてください。

2001.03.03(土)  閉伊川
気仙川へ行ってもツ抜けの自信がないので、今日は閉伊川。
この季節の閉伊川釣行は道路状況が気になります。区界峠は-6℃、道路は今降り始めた雪で真っ白ですが凍結はしていないよう。しかし、急ぐ必要はないのでゆっくりと目的地へ向かいます。

さて、川の状況はというと瀬は茶色ののりのようなもので覆われお話になりません。しかし、トロは気仙川と違って寒々しさを感じません。静かな気配を感じます。

10投程してみてもアタリがありませんが、気配を感じるため焦りはしません。この流れのどこかに必ずいます。
トロ尻のかけ上がりでやっとアタリがありました。あがってきたのは15cm程のヤマメ。この色からしてたぶん放流モノでしょう。「さあ、これから...」と、思ったのも束の間、バラシの連発。おまけに、とっても寒い。気仙川より多く着込んだのですが、耐えかねて何度も車へ暖をとりに戻ります。情けないことに2時間半で12尾にしかなりません。
バラシの原因を悩むことしばし...、気づきました。今使っているハリは気仙川で使ったままの渓流ゼロ、閉伊川にこんなシャレたハリは似合いません。閉伊川にはやはり袖5号、これで決まりです。...ピッタリ!バレはみごとになくなりました。

しかし、これまで。あまりにもバラシ過ぎたためアタリが止まってしまいました。
いつもお世話になる水溜りに行ってみますがヤマメの気配はなく、昨年見つけた水溜りでは、いかにも放流イワナとハヤしかかかりません。
もう、やる気は失せています。車での移動を億劫にし、前の場所に戻って誤魔化しますが、釣れるわけはありません。

結局、8時間で57尾。魚がいないわけではありません。みんな私が悪うございます。トロ場で20も30もバラシたら、そりゃ魚を追い払ってるも同然です。次から次へとポイントへ石を投げ込んでまわったようなもんです。
ハリを換えるまでに、2時間半もかかったなんて笑いモンです。それも以前、同じ場所で同じ経験をしたことがあるのですから...。
この状況では最低80尾、できれば100尾は獲りたかったとこです。反省です。

閉伊川はいつもの年ほどではありませんが、魚はいます。そして、そのほとんどは放流モノのようです。閉伊川漁協に感謝!

2001.03.01(木)  気仙川
『DEMA』は会社にとって居ても居なくてもよい存在。と言うよりは、はやくヤメて欲しい存在ですので、今日は気持ちよく休みが取れました。
明日、会社に行ったら転勤の内示どころか、転籍はたまた解雇通知が来ているかもしれませんが、考えてもどうにもならないので、気仙川!

本当は、不漁を予測しているのであまり行きたくありません。寒い中がんばったって、どうせ釣れないのに...。
不漁を予測しながらも出漁するのは、職漁師にあるまじき行為ですが、そこは自称職漁師「出漁しなければ...」との強迫観念にかられ、つい出漁してしまいます。

と、思っている間に、ここは陸前高田市横田町。
やはり川に生気というか、活気が感じられません。不思議なことに、こんな時はハヤさえ釣れません。
釣れる時というのは、川に躍動感があり活気が溢れています。目の前の流れには、それがまったく感じられません。

やる気の出ないままに準備をし、竿を振りはじめましたが、やはりアタリがありません。
10投、20投、30投...やっとアタリがあり、あがってきたのが18cmのヒカリ。しばらくして20cmのヒカリ、20cmの黒いヤマメ。若干強めの流れを流したら今度は22cmのヒカリ。
サイズがちょっと良すぎる、これは大不漁だった1992年の解禁と同じ。
2時間30分で16〜22cmをたったの12尾。周辺のチャラ瀬に手を出すがアタリなし。
サッサと次のポイントへ移動するが、30分で1尾のみ。で、ハイ次。
10分ほどトロへの流れ込みのチャラを流すがアタリなし。
次でダメならもうヤメヨ。と、トロ場へ移動。ここで細かいながらポツポツ釣れる。
他へ移動しても期待できないし、手頃な石を見つけて座ってのんびり釣ることにした。
4時間ほどで、15〜20cmが28尾。13時頃から、全然アタリがなくなったので14時終了。
結局、8時間で15〜22cmが41尾。あ〜情けない。



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