JVCのVHS VCR、HR-D755の修理   




2002.1.19記載(2002.1.13購入)

 

この機種はimomushiさんとのツアーで千葉県のリサイクル・ショップで手に入れました。「テープ入らず」と言うことでした。外観は悪くありませんでした。

自宅で確認したところテープは何とか入りましたが、テープが回りませんでした。

HiFi初代機のHR-D725と違ってオーディオ機器っぽいです。この日は別にHR-D470もこのシリーズ機として手に入れました。

 

わざわざこの機種を買ったのはノーマル音声がステレオでドルビーNR付きだからです。

JVCの民生用HiFi機でこれに対応しているのはHR-D725、HR-D755、HR-S10000だけのはずです。もしかするとHR-S10000は再生のみで記録はモノラルかもしれません。

左の写真にDOLBYのロゴがあります。右は音声ヘッドです。

 せっかくの機会なので(?)、HR-Dxxx(3桁)HiFi機の歴史を振り返りたいと思います。残念ながらこのシリーズにはFEは搭載されませんでしたが、名機が多いと思います。

 記憶だけに頼っての記載ですから、もし間違いがある時にはご指摘下さい。

機種 特徴 コメント
HR-D725 VHS HiFi 1号機 画質は従来のJVCのカチッとしたものを継承し、βHiFi機を大きく凌いでいた。HQ以降のJVCからは想像できない画作りである。ただしHiFi音声のスイッチング・ノイズは耐え難いものがあった。いずれも発売当時に実機で確認。
HR-D555 30万円弱の定価であったHR-D725の廉価版。それでも20万円ほどはしたはず。音質はHR-D725と同じ問題があったようだ。
HR-D755 HQ HQ機としてHR-D725の後継機種でスイッチング・ノイズもかなり改善されている。
HR-D565 HR-D555の後継機種。
HR-D370 2ヘッド HR-D570と同時発売だが、これらの機種の画質は最悪と言われた。更にHR-D370は時代遅れの2ヘッド機のためサーチ時にバーが垂直移動すると言う最悪のもので、あっという間にHR-D380にモデルチェンジされた。
HR-D570 VISS/VASS 現在も一部で残っているVISS(VHS Index Search System)に加えて滅亡したVASS(VHS Address Search System)も搭載していた。三菱ではHV-F32がこれを搭載していた。
HR-D380 HR-D370のリプレースで4ヘッド機だが画質は相変わらず不評だった。
HR-D470 サイドローディング 前3機種の評判を覆す高画質だった。ただこの画質には「ドロドロだ」と言う批判もあり、三菱や松下に移った方も少なくないようだ。
HR-D530 リニアタイムカウンター HR-D470を継承する高画質。しかしサイドローディングは継承されなかった。そしてやっとリニアタイムカウンターが搭載された。我が家にもこれがあります。

 

カセットデッキのような操作パネルがとっても良いです。

 

時代を感じさせるカメラ入力です。

 

カセット挿入口は2つに分かれていてそれぞれが動きます。

 

メカの全体像です。プレスメカですね(^^; ゴムベルトは2本使用されています。

imomushiさんのHPにあるHR-D225(HiFi前夜機)とも違うメカのようです。

 

このベルトがスリップして再生できなくなっていました。取り敢えず手持ちの適当なものに交換しておきましたが(写真は交換済み)、もう少し適合するものに交換したほうが良さそうです。

 

アイドラー周りはゴムがないようです。現状では巻き戻しが重いのでこの辺りの分解清掃が必要と思ってます。

 

カセコンにも別途モーターが付いてました。

 

インピーダンスローラーもこんな巨大なものが付いてました。ただのHiFi機とは言え25万円ほどしたものですからね。

電源は以外としょぼかったりするのですが写真を撮るのが大変なのでそのうちに(^^;;;

 

最初は左のような再生画像であせりましたが、クリーニングで回復しました。ただ右写真のように3倍モードの他機(HV-F53)録画テープでは色ノイズが出るので、テンションレギュレーターなどの調整が必要だと思います。

 取り敢えず動くようになったので、動体保存しておきます。自己録再画像は結構きれいで、今でも通用すると思います。



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