サンパレス その1

2001/12/2

この物件は、おそらく俺の家から一番近い廃墟だと思います。なにしろ車で5分の距離!
ドライブインのくせに結婚式場も兼ねおり、いまいち何がやりたいのか理解不能。3年程前に訪れたことがありますが、昼間に来たのは初めてです。
地元では有名な廃墟だった中ノ沢病院(精神病院)や西群馬病院(結核患者隔離施設?)が解体されてしまい、画像に収めていなかった俺はひどく後悔しています。ということで、ココも過去に訪れたことがあるのでイマイチ新鮮味は感じませんが、画像に収めないまま解体されてはショックなので、今回やって来たというわけです。しかも
一人で。

 

  全景です。

とにかく本格的なソロ活動(番長風)は初めてなので、かなり緊張してます。どうも潜入する踏ん切りがつかず、周囲をぐるぐる徘徊してる小市民一匹。ああぁー俺ってダメ夫なのか?

「おいおい、これじゃぁ群れねーと何も出来ねーような珍走団と同じじゃねぇか俺」

そう考えると腹立ってきてね、開き直って有刺鉄線を乗り越えるチキン隊長。(隊員2名)

     
  開いてます。

潜入経路があるか心配だったんですが、余裕でありました。ちなみに、3年前に来た時もココから潜入しました。対策はしないみたいです。

このトタンがうるせーんだ、また。

「バリバリバリバリーーバリッ、ほわんほわんほわん」

ってね。おまえはもうちょっと静かに出来ね−のかって思いました。

     
  1階です。

よっしゃ!とりあえず第一関門突破。
入ってしまえばもう人の目も気にすることは無い。

てゆーか、何も無いです。かなりつまんない。

と強がってみる小市民一匹。

     
  雑誌です。

ものはこれくらいしか無いです。

しかも全然当時のじゃぁ無いし。

Play Stationって書いてある雑誌がかなりありました。

関係ないですが、小学生の頃ゲーマーだった俺は、なけなしの小遣いで「ファミマガ」を毎月欠かさずかっていたことを思い出しました。

     
  心霊写真!!

左側のドアに、不可解なものが!!
しかも、くっきりはっきりと!!

両サイドは木っ端微塵に粉砕されてんのに何故か正門は原形を保っています。

これも霊のなせる技なんでしょうか?

つーか、俺だけど(笑

三村「オマエかよ!!」

     
  女子トイレです。

暗がりのほうに進んでいくと、狭い通路がありその先にトイレがありました。

俺は敢えて女子トイレへ。

こういうのも廃墟の醍醐味ですよね。
普段なら絶対に関わることの無いものにも触れることが出来ますからねぇ。

     
  便器です。

当たり前ですが、小便器はありませんでした。
ちょっと違和感を感じました。

扉が全室全開だったんで、空ける手間が省けました。
まぁ閉まってても開けないんだけどね。だって怖いでしょ。

ちなみに一室だけ閉まってましたが、もちろん素通り。

     
  2階に続く階段です。

さっきまでの余裕はどこへやら。
急に心細くなってきました。

暗闇は勘弁してけさい。

意を決してミニマグライト(しょぼい)をひねり、歩き出しました。

     
  2階です。

どうやらココは結婚式場だったみたいです。
2階にも何も備品は残されてません。マジでつまんない。

天井は腐敗か破壊か知らないけど、かなり醜い状態になってます。
そして床には無数のトゲトゲした物体が散乱してます。

なんだべこれ?

     
  シャンデリア?

床に散乱してたのは、どうやらこれのようです。

誰かが面白がって破壊したんでしょう。

でも、天井からトゲが降って来たらかなり怖いね。

     
  ここが結婚式場であったことを示すものは、これくらいしか見当たりません。

右の画像には「フォトコーナー」と書いてあります。
入ってみましたが、マジで何も無かったです。

     
  BB弾です。

この建物にはそこらじゅうにBB弾が散乱してます。

俺もガキの頃サバゲとかしたけど、廃墟でサバゲはやだ!

だって隠れてたりして、いきなり後ろから肩とか叩かれたりしたらどうなのよ?あっ幽霊にね。

敵を探し回ってて、ある部屋に入ったら浮浪者がいたりしたらどうなのよ?失禁でしょ。

俺はいつもこんなことを考えながら探検してます。だから、怖いです。

     
  廊下です。

さっきの赤い絨毯の反対側の廊下です。

かなり荒廃してます。

 

「しっかし、汚ねーなここ」

とか思いながら、デジカメでパシャパシャ撮ってたんですよ。

撮影してるときって、対象物しか見てないから基本的に無防備じゃないですか。

俺はそれがすごい嫌なんですよ。いっつも。何かいきなり後ろから襲われそうな気がして・・・

だから撮影はちゃっちゃと済ますようにしてるんです。

でも、この時は明るかったし恐怖感とか感じてなかったから、撮影に集中しててかなり無防備で気が緩んでたんです。

 

 

 

 

そしたら、俺のすぐ後ろのほうで・・・

 

 

 

 

 

ギギイイィィーー バタンッ

 

 

 

俺「####」(全身硬直)

 

 

 

 

もうね、この音が鳴ってる間は、背後からいきなり銃を突きつけられて「動くな!!」って言われてる感じ。
つーか、マジでびびってて動けなかったダサぼーやです。

何?誰か居るの!?かと思うと物凄い恐怖でね。
とっさに身構えたんだけど、誰も居なくてよかったよマジで。

犯人は多分↓です。

風かなんかで閉まったんだと思います。多分ね・・・

 

 

  非常口です。

以前訪れたとき、俺がココで奇怪な音を聞いて猛ダッシュで逃げて、連鎖反応で皆逃げてかなりパニックになったことがあります。

そんなことを思い出してたら、またしても不気味な音が・・・
「ガサガサガサ・・・・ジャリッ...ジャリッ...」

おいおいいおいマジでぇ?
すいません。とりあえず一服させて頂きました。落ち着け俺。

つーか、誰か居るべこれ? だって、ジャリッっておかしいだろ、どう考えても。

でも、よくよく耳を凝らしてみると

「バサバサバサ....ポゥー」

えっ?


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