とある平穏な一日(爆)

 

「いそがねぇとメシの時間に遅れちまうっ!!ったく……お前がとろとろやってるからだぞっ!ゲルハルト!!」
「わりぃな!ガハハハ………..寝坊しちまったっ!!」
聖殿の中を疾走しているのは…….私設騎士団………..いやもう新宇宙の守護聖と言ったほうがいいだろうか………………そのなかの2人……….ウォルターとゲルハルトだった…
「ん?んおぅっ!!」
突然ゲルハルトが奇声をあげて立ち止まった……………..
「ったく!!どーしたんだよ!!ゲルハルト!!」
少し前を走ってきたウォルターが戻ってきてゲルハルトの視線の先を見る…………..
黒い布?いや…………..ファイヤーパターンのマント?まさか……….まさかっ!!
「なっ……..レヴィアス様っ!?」
ウォルターのでかい声と.レヴィアスという言葉に反応して他の7人もでてくる………….
一番以外だったのは……….いつもなら足の速いジョヴァンニが最初にくるのだが……….
そのジョヴァン二よりはるかに速いスピードで走ってくるユージィンの姿だった……..
「レヴィアス様がどうかなさったんですか?…………….おや?」
あんな速度で走って息一つ切らさずに走って来れるのは…………さすがとしか言いようがない…………もちろんそれは.アンジェリークとレイチェルをのぞいて他の全員にいえることだけれども…………………….
「なんとまぁ……….かわいらしい…………….」
床で転がってる(ユージィンには上品に寝ているように見える)レヴィアスをみて最初の
一言がそれ………………………ウォルターはなぜか頭が痛くなってきた…………..
「どうしたのです?……………..おやおや……………」
どこから現れたのかキーファー.カーフェイの2人が同じ方向から現れ………..
…….カイン.ジョヴァンニ.ルノー.ショナ.はキーファー達とは反対方向の方向………….
つまりは食堂のほうからでてきた……………………….
「どーしてこんなとこで寝てるんだよっ!!風邪引くぜっ!!レヴィアス様っ!!」
「親分っ!!メシの時間だぜっ!!」
レヴィアスの体を心配するウォルターと………食事の時間を気にするゲルハルト…….
起こそうとしているのは同じなのだが…………ゆすってみても…………..くすぐっても
おきない………………..ためしに叫んでみたがこれも無理。
「フフフ…………そう言う場合は水をぶっ掛けると目覚めがよくなりますよ………………」
主に水をかけることを笑顔で進めるキーファー.だが……..自分でやる気はさらさらないらしい………….というよりも普通はそんな事進めてはいけないのだが……….
「何てことを……….水をかけて風邪をひいてしまったらどうするんですか?」
必死でキーファーをとめようとするカイン………..風邪を引くような主ではないが………
水なんかぶっ掛けたら………….万が一という事も………………..
「水ではだめですよ……….ふふふ………..火傷なさらないぐらいのお湯をかけたほうが.」
「いーや!氷を服の中だろ!!冷たくてめーさめるぜっ!?」
「フフフ……….何を馬鹿なことを………….そんな事レヴィアス様にできないでしょう?」
じゃぁ………..お前の水はどうなんだよ………………とつっこみをいれておきたいが
ここは一つ我慢……………..
「おーやーぶん!!おきてくださいっ!!」
「…………というより何故ここで寝ていらっしゃるのだ?」
いつもは限りなく眠りの浅い彼等の主がなぜここまで熟睡しているのだろうか………..
しかも食堂に行く途中のろうかで……………………………..
「なんでだろうねぇ?キャハハハ♪えーいっ!!」
ジョヴァン二はまずレヴィアスに水をひっかけ………..そのあとお湯をぶっかけて逃走。
…………..レヴィアスはお湯の所為で目がさめてたらしいが………………
見る見る顔が不機嫌になっていく………………..それはまぁ……….普通怒るだろうが…….
しかも誰がやったのかはわかってないらしい………………
「……………….誰だ?我に水やお湯をかけたのは……………..」
「どうしてそのようなところで眠られているのです?」
キーファーがとばっちりをうけるのはごめんです……….とばかりに話をそらす
レヴィアスは魔導で即座に服を乾かし………たちあがってから…………
「ん?そういえば……………昨日変なにおいをかいでからの記憶がない………….」
(変なにおい…………….まさか…………….私が眠れなかったものでおもいっきり焚いていた安眠香のにおいをかいでしまったのでしょうか…………フフフ………あれは私にあわせて作られているためかなり強力なのです………….だとしたら話があいますね…..)
「へ…….変なにおい?な……なに..それ兄様…………」
「わからぬ………キーファーの部屋の前あたりでしたのだ……………..そのあと記憶がない………..」
「知りませんねぇ………..フフフ……….夢でもみられたのでは?」
にっこりと微笑んで話をごまかそうとするキーファー。
そうかといって不思議そうな顔をしながらレヴィアスは食堂のほうに向かった。
「なんだったんだぁ?」
「キャハハ………..君って本当に馬鹿だねぇ……………」
「誰が馬鹿なんだよ!!おいっ!!ジョヴァンニ!!」
どこからかまたジョヴァンニが戻ってきた……….
そしてちらりとキーファーのほうをむいて一言。
「絶対キーファーが絡んでるとおもうんだけど……….どう?キーファー」
キーファーは思った。(邪魔ですね………フフフ………真実はいつも闇の中でいいんですよ)「知りませんね……何の事でしょう?」
「おいっ!!ジョヴァンニっ!!だーれが……」
「うるさーい。ウォルター……君の事を言ってるんだよ♪他に誰がいるんだろうねぇ?」
「………………ゲルハルト。」
「おぉ!?なんで俺が出て来るんだ?」
何故いつもこうなるのか………..と一人頭を抱えているのは.若年よ………じゃなかった
元参謀カイン………..しばらく見て頭が痛くなってきたのか.頭を抱えながら食堂にまた1人むかっていった。
「どっちも対してかわんないよ♪ねぇ?ショナ……….」
「まぁ………あまりかわらないことは確かだね……….じゃぁ僕食堂にいってくる…」
さりげなくどぎつーい一言を残してショナも戦線離脱。
「おやおや………..待ちなさいショナ。私も行きますよ……….」
つづいてキーファー.ユージィン.ルノー.もドサクサにまぎれてこの場をはなれた。
そのとき…………….ぎゅるるる〜〜〜〜〜〜
とてつもなく大きな音があたりに響く…………..
「ぷっ………..キャハハハハハ♪ウォルターにゲルハルト………….
そんなにお腹すいてたんだねぇ……….ぷっ……」
耐え切れず大笑いするジョヴァンニ。
はずかしくて顔を真っ赤にするウォルターにゲルハルト。
「しょーがねぇだろ!!昨日の晩飯!食事の時間に遅れたからって俺達のぶん用意されてなかったんだぜ!?」
「だってぇ♪キーファーが食べていいって言ったから♪君達のぶん、僕のかわいい私設騎士団員にお裾分けしちゃった♪」
「おまえのせいかっ!!よくも俺達の晩飯っ!!」
「遅れるほうがわるいんだよ♪さーてぼくも早く食べに行かないと♪じゃ♪」
「ちょっと待てぇ!!ジョヴァンニっ!!」
ジョヴァンニをおいかけるウォルターにゲルハルト.足の速さでは残念ながらジョヴァンニにかないませんでしたが………………
とりあえず朝食はぎりぎりセーフでありつけたようです……………

 

おしまい

 

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