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Reviews オンライン小説の紹介 |
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タイトル 「平原<Heigen>」 (Decoさん/SFファンタジー/完結) |
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掲載HP kanan |
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おすすめ度 ★★★★★ 作品の特徴 高い完成度と眩暈感 |
| 印象深い一文 始めに、篝火があった。 |
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平原の西の丘陵に広がる猫族の集落。そこでは族長の羅猛(ラモウ)のもと、各部族が地位と権勢に応じて可南の山の各所に住んでいた。一方可北の山では、四年前に戦で敗れた春草とその配下の部族が厳重な監視下におかれていた。可南の巫子族の次男である剣(ツルギ)は、神卸の力を持つ巫子である病弱な兄の簓(ササラ)を支えながら、友人の若猫たちと日々の生活を送っていた。薬師の真白(マシロ)と共に可北を訪れ、春草の長の春水(ハルミ)と面識を持った剣は、出会いを重ねるうちに春水と不思議な縁を持つようになる。それが自分の人生を大きく変えることになるとも知らずに――。 練り込まれた世界観、隙のないキャラクター配置と構成、総合的な完成度の高さ、そしてなにより、千枚弱という長さを感じさせない眩暈を覚えるような面白さ! 私は一気に読み切ることができました。キャラクターの感情も細かく描き込まれていて、その行動に違和感を覚えることがありません。オンライン小説にファンタジーは数あれど、間違いなくそのトップクラスに位置することでしょう。 ちなみに私のお気に入りのシーンは、ラスト近くの剣と簓の会話のところです。かなりぐっとくるものがありました。またお気に入りのキャラクターは藍高です。あのひねくれた性格がなんともいえず好きです。(00/08/07 さと) 以下ネタバレあり批評。興味の有る方は、本編読了後、文字を反転させてご覧ください。 ↓↓↓ ここから ↓↓↓ 物語の中で明確に語られることがないため、焔(ホノオ)が春水に嫁に出された理由――裏に潜む羅猛や黒葉の思惑がいまいち釈然としません。焔に春水の子供を宿らせるための物語上の都合かと勘繰ってしまいます。また時計の存在が感じられないのに会話に突然「五分」というような記述が出てくるなど、なんの説明もなしに現代の用語が散りばめられているのも少々違和感を覚えます。あとは、「どうしたの?剣」のように「?」や「!」などのマークのあとが一マス空いていないところも気になりました。特別な意図も感じられませんし。 ↑↑↑ ここまで ↑↑↑ |
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