☆ルナサ  from Irelan 
忘れられない1日に・・・・・・

※このレビューは、了承の上でmichiyoさんのメールを若干修正して転載したものです。ご協力感謝!(^O^)

●日時
・2001年10月21日(日)

●場所
・スカラエスパシオ(福岡市中央区)

●登場アーティスト
Lunasa/ルナサ

 


↑左から、トレヴァー・ハッチンソン(ダブルベース)、ドナ・ヘネシー(ギター)、ケヴィン・クロフォード(フルート)、ショーン・スミス(フィドル)、キリアン・ヴァレリー(イーリアン・パイプ)。若い、上手い、カッコいい!の三拍子揃ってます。


↑パンフ裏。丁寧な解説であります。


(ここからmichiyoさんのレビューです)

今日福岡は朝から雨でした。
おかげでラッキーだったのは、町内のゴミゼロ運動が中止になったこと。町内の大掃除がある予定だったんですよ。親子共々参加しなくちゃイケナイところでしたの。
私は今日のライブも本当にいけるんだろうかと不安になるほどの体調の悪さだったんですが、これが中止になったおかげで午前中はうんうんうなりつつもしっかり睡眠をとり、午後にはえらく元気をとりもどしておりました。
息子も今年は六年で一応副団長さんなんですが、足のケガもあり(管理人注・息子さんの共識くんは数日前に空手の練習中に足の指を負傷してしまい、医者に安静を命じられていた)、このゴミゼロ運動が中止になってくれて助かりました。

しかしながらこの雨があとからとーんでもない事に!!
今回ルナサのライブ会場は、福岡でも一番繁華街の天神のすぐ近く、西鉄電車で一つ駅を下った所の薬院というところとの中間にあるビルのスカラエスパシオという所だったんですね。普通、都市高速を使って行けば、早ければウチから40分ぐらいでついてしまう位置にありますが、雨の事を考えて、4時半の開場に余裕で間に合うよう3時に家を出ました。

とっころが・・・・・
雨の勢いが、どんどん増していってしかも今日、福岡ボートで競艇が行われていたらしく天神に近づくにつれ、昨今では味わったことが無いほどの大渋滞に見回れてしまいました。
でもまさか、まだ1時間半もある!とか・・思っているうちに残り1時間になり、残り30分になっても大型バスやトラックに囲まれ倒してまったく身動きが出来なくなってしまいました。
ウチの旦那様はおめおめと渋滞に巻き込まれて黙っているような性格ではなく、ある時には高速道路を一瞬逆送してでも、何か脱出する方法を考えて成功を収め続けてきた奴なんですが、今日ばかりは「なんじゃこりゃ〜〜〜」と呆然!!
かといって、共識のケガをして包帯むき出しのサンダル足ではこの大雨の中ほとんど歩いたりする事は考えられない状態で・・・
一時は「こりゃ、半分もみれずに終わるかもしれん・・・」と旦那がため息をつくほどでした。私は鉄の目さんに、涙、涙のふがいないメールを送る事になるのかと、もう半分泣いてましたけど、4車線もある道路で大型バス9台に前後左右全ての視界を遮られて30分動けなかった時には、もう絶望感でいっぱいになりました。

ところが、この旦那様!大きな4つ門にやっと出たとたん目的地と全く反対方向の唯一渋滞していない方角に猛ダッシュで出ましてね・・・
「な、な、なにやっとんじゃ〜〜〜!!」とビックリしたんですけども、最近会社の仕事で覚えたての裏道を使って、カーアクション映画さながらの走りで路地をとばしまくり、勘だけで、まったく知らない会場ビルのド真ん前に開演5分前の4時55分に着いてくれました〜〜〜!!まさにミラクル!!!!すんげえ〜!
この人いっつもこうなんですわ。絶対無理なことを「どうにかしてくれ!」と他力本願な私が勝手に願っていてもいつもなんとかしてくれるんです。
んでもって、会場の50メートル前につけてくれたにも関わらず、残り50メートルで会場が分かんなかったんですね。私。「せっかくここまでミラクルだったのに〜〜!!」とふと右をみると、ルナサのサードのジャケが目に飛び込んできたんです!!「あ!!!!!これだ!!」そのジャケをコピーした紙に矢印があって、見事会場までたどり着くことが出来ました!!

イスはもう2列しか残っていない状態で、後ろから2番目に座りました。ちょうど前2列には人が座っていない部分を選びました。座ってすぐに、開演でしたよ〜〜!

小さな会場だったので、後ろの方でもなんの問題もありませんでした。そのうえ遅れて入ってきた人も、息子に気づくと子供の前をふさいでは可哀想とばかりに息子の真ん前を避けてくださったので(やっぱケルトとか聞く人って優しい人ばかりなんだなあ〜って思いました)息子もステージの隅々まで見渡すことが出来たんですよーーー。

いや〜〜〜〜!!もう素晴らしいとしか言いようのないライブでした。鉄の目さんのおかげで予習ばっちり!ほとんどの曲が分かりましたよ。私。静の曲も、動の曲もため息ばかりの素晴らしさ!!こんなアーティストを知ってしまった私ら親子はこの先どーすりゃいいの!!ってな感じの気持ちでいっぱいです。
息子も「気持ちいい〜〜!」「すごい〜〜!!」「うわーー!」と感嘆符の連続!
共識は初めギターのドナさんと、ウッドベースのトレヴァーさんの格好良さにしびれていましたね。んでもって、イーリアンパイプが珍しくてしかたなくて、顎を突き出してせいいっぱい背伸びをしながら、いったいどうなっとんじゃと必死で見ていました。
初めは緊張気味でしたが、鉄の目さんもおっしゃっていたように、ケヴィンさんがあんまりにもひょうきんで楽しいので、声をたてて良く笑いはじめました。だってー「博多よかとこね〜♪アイルランドもよかとこ〜♪」と流ちょうな博多弁。「ギネス(黒ビール)飲んだと?うまかったとね?」なーーんて。
日本語どころか博多弁。勘がいいというかやっぱ天才は違うわ〜〜。

それにしても、博多のお客さんは、どんなライブにいっても思うけどシャイ過ぎなんですよ。あんな音楽を聞かされて、どうしてあんなにじっとしてんの???
ステージ上では、遠い国から、それぞれ祖国ではスーパースターであるハズの彼らが、はるばるこんな小さな会場のたったこれっぽっちのファンの為にやってきてくれて、それなのにあんなにも体全身で、ありったけの思いを込めたあつ〜〜い演奏を繰り広げてくれているのに、どーーーーして手拍子もせず、体を微動だにもせず、じっと聴いてんの〜〜〜ってね。
確かに耳を澄ませて聞きたい!という気持ちは分かりますけど、ココは貴方のお部屋のコンポの前じゃないのよーと思ったりして。
「タノシンデクダサーイネ!」と体をゆすってみせるケヴィン。みんなにもっとのって欲しそうにしっかりアピールしてんのにさあ〜〜。
外人さんがいっちばん後ろから、すっごい大きな声でわーわーと勇気出して応援するとみんなビックリしたような感じでみたりするんだもんねー。もーあったまきちゃうのです。
後ろの方から、手が腫れ上がるぐらい必死で拍手したり体揺すったりしてましたよ私。

でもやっぱりシャイなだけで本当にみんな感動していたようで、だんだん良いムードに。
ずっと手をたたいてもらったりすると、ケヴィンさんが拍手のリズムを真似て「グッド、グッドネーサンキュー!!」と喜んでみせたりしてくれましたよーー。

さすがにフィニッシュの曲になったら勇気のある人が立ってくれて、ほとんどの人が立ち上がって抑えきれない思いを胸にたのしげに踊り出して、アンコールの拍手はものすごかったですよ!うれしかったなあ〜。
ケヴィンさんもしきりに「ゴージャス!ゴージャス!サンキュー!!」ってよろこんでありました。
ウチの息子もめっちゃシャイなので、初めはすっごく拍手でリズムをとることも勇気がでなかったみたいだけど、「あれだけ一生懸命心込めて演奏してくれてるやん、ここは後ろだけど、前が何列か空いてるからすっごく目立つからね。楽しそうにのってあげたら喜んでくれると思うよ!」っていうと、日頃クールな共識が正確なリズムで一生懸命手が冷たくなるまで拍手でリズムとってました。
最後の時も「一緒に立とう!」といっても猛烈に恥ずかしがっていたんですよ。でも私が先に立ったら、勇気をもって立ち上がってくれて・・・
なんせ前の列より先に立ったので目立った目立った!ヤッホー!!
だけど、さすがに病院の先生が「日曜まで安静にしてなさい!」と言ったのはダテじゃなかったみたいで、指から汁が出だしてしまってですねーーー。すっごく痛みが出てしまって、帰りはびっこひいてしまってました。

休憩の時に、サインほしさにサードを買ってしまいました!きゃは。そんでもって、並んで私も息子も全員のサインをもらい、握手してもらって、お話も出来ましたよ〜〜!!
皆さんハードなステージのあとなのに、本当に笑顔で親切に明るく話しかけて下さって夢のようでした。
「ハロ〜〜〜〜!!!」って満面の笑顔でしっかり手をとって下さって、ぶんぶん振ってくれるんですから、感激でしたーー。
色々考えていたけど、何とか出る言葉はせいいっぱいの御礼だけ。もっと英語が話せたらと思ったけれど、でもしーーーかりと受け止めて下さいました。
共識のことを「my son!」と紹介するとフィドラーのショーンさんが息子に「音楽は好きですか〜?」って声をかけてくれました。息子は小学生だから、英語は全くダメですけど、教えてあげると照れながらも「ハイ、イエス!」って答えて「オッケー!!グーーーッド!!」と満面の笑顔で息子の手を握り返してくれました。ケヴィンさんにはもうなで回されてましたよー!
トレヴァーさんと、ケヴィンさんには名前を聞かれて「トモノリ!です」って二人で何度かいうと、「おーーー!!トモノリ!ベリーグーーーッ!!」と名前も呼んで貰ったし〜〜。私もケヴィンさんに「また!是非お会いしたい」と伝えると「必ず、来ますよ!自分もソレをすごく望んでる」って・・・

息子も私もライブ中はドナさんとトレヴァーさんがすんげえ格好良く見えていたんですが、案外近づいてみたら、実際はあの一番ひょうきんなケヴィンさんがめっちゃ男前で格好良かったです。
そんで、鉄の目さんがおっしゃっていたので、カメラ用意していったんです。
サインのとき、なるべく最後の方に並んで言ってみようとトモノリとも話していたんですが、後から後から人が並んで、結局まん中ぐらいになってしまったんですよ。サイン中はたくさんの人がまだ後ろにもいたからとても言い出せなくて、どうしようどうしようと、ドキドキしていました。とにかくサインの列が終わってしまうまで待ってみることにしました。
サインが終わると手を振りながらメンバーが一人ずつ、懇親会の会場に向かって行かれまして、そのときにもショーンさんとまた目があって「サンキュー、どうも!」って声をかけてもらえたんですよ。
私と共識が狙っていたのは、もっちろんケヴィンさん!!
サインのテーブルから離れて懇親会の会場に向かって歩いていかれるところを「今しかない!!」と勇気を出して、「エクスキューズミー!!」と止めました!ケヴィンさんは「お〜〜!!」と笑顔で振り返って下さって、カメラのことをお願いしようと「メーーアイ・・」と言いかけた私に対して体をかがめて私の口元に耳を近づけてくださったんですよ・・・
ちゃんと予習してたのに、「えっと・・・ピクチャーOK?ウィズ、マイ サン!」と小声で尋ねると、満面の笑顔で手を大きく広げながら「ノープロムレム!ノープロムレム!OKOK!」ですよーーー。きゃ〜〜〜〜!!
どんな英語で言われたかもう忘れたんですが「この子は可愛い!いい子だから大好き!」って言って、共識の肩をしっかり抱きとめてくれて、片方の手もつなごう!としっかり握ってくれて笑顔で撮影に応じて下さいました!!
離れるときに共識の頭をしきりになでて下さって、私にも「必ず又来るよ!」って。
何度も御礼を言う私にまた「ノープロムレム!ノープロムレム!」って逆に「サンキュー!!」って御礼を言いつつ笑顔で振り返り振り返り懇親会の会場へ向かって行かれました。

もーーー息子と二人で会場の外に出て「やったーー!!やったーーー!!」って手をつないでぴょんぴょんはねまくってしばらくきゃーきゃー言っていました。その間PHSは全くアンテナが立っていなかったので、ほとんど時間は8時に近くなっていて、大雨の繁華街ど真ん中で連絡のとれない旦那様は止めらる場所もなく、ぐるぐる会場付近を必死で走っていたそうな・・わりかったなー。こりゃ。だってさー一緒にみようとしなかったから悪りーんだってばさ。なはは。

今一番の心配はたった一枚、必死でとって貰った写真が、フィルムの先頭一枚目なんですよ。ちゃんと撮れているのか心配で心配で。どうして、レンズを手でふさいで2〜3枚空送りしなかったのか悔やまれますけど、もう渋滞で頭が回らなかったんですね。
旦那もそう言うので、この一枚だけでとにもかくにも現像に出してみようと思います。とにかくちゃんと写っていることを祈るような気持ちで今はおりますです。(管理人注・ちゃんと写っていました)

帰りの車の中でも共識がルナサを聞きたがっていたんですが、まだMDに録っていなくて聴けなかったので「ごめん、近いウチに車で聴けるようにMDに入れて置くから」といってルネッサンスの燃ゆる灰を聞きながら帰ったんです。そうしたら、今まであんまり反応を示していなかったルネッサンスにまでも空のペットボトルでリズムを取りながら一緒に口ずさんだりして聞いていました。
多分音楽の興味を刺激されたせいで、今まで割と感心が薄かった部分までが気になるようになったんでしょうね。

いやーーー、興奮で長くなりまくってしまいましたが、もう息子はルナサが来るなら全て行く!!ともうすっかりゴキゲンですよ。次の機会には是非是非旦那も絶対に引きずりこんであげようと思っています。あんな素晴らしい、そして暖かいライブはめったに味わえるモノではないですから。

帰りに食事に行ったけども、私ほとんど食べられなかったんです。もーーーー胸がいっぱいでいっぱいで。
あんなに偉大でありながら、こんなにも身近に接してくださるアーティストなんて、未だかつて初めてで・・。もうビックリしました。
いやはや、もう、ZEP、ルネッサンスともう一つはルナサ!と大いばりで言えるほどのメッチャ大ファンになってしまいました。また本当に来て欲しいです。
本当に本当に鉄の目さんありがとう!!想像していたよりうんとうんとそれは素晴らしかったです。
生きてて良かった!!そんな思いでしばらくはこの夢心地から抜け出せそうにありませんよーー!!
(2001.12/30追加アップ)

 

 

 

 


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