●カナダ人女性Dolly Holmes(ヴォーカル、ギター、ブズーキ、他)とドイツ人男性Maik
Hirschfeld(ヴォーカル、ギター、フルート、他)による男女のデュオ。70年にThorofonレーベルからフォーク色の強い1st"Emtidi"を発表。Pilzレーベルに移籍した72年の2nd"Saat"ではサウンドが大幅に変化、多彩な楽器を駆使した幻想的な世界を作り上げ一部に高い評価を得たものの、結局これがラスト・アルバムとなってしまった。
(2001.11/16)
| Discography(正規アルバム) ※発売年、タイトル、レーベル |
1970 "Emtidi" Thorofon
1972 "Saat" Pilz
"Saat"/「芽生えの時」(1972年、2nd)

↑うーん、アートだ。。。

↑イマジネティヴな裏ジャケも良ひ。

↑曲目。

↑編成、使用楽器。多彩な楽器を使いこなし、素晴らしい音楽センスを持ったこの2人、一体何者だったのでしょう?
★72年にエムティディが残した、セカンドにしてラスト・アルバムです。きのこマークのピルツ・レーベルが残したアルバムの中でも、ヘルダーリンの「ヘルダーリンの夢」やポポル・ヴーの「ホシアンナ・マントラ」などと並び称される夢想ロックの傑作。全篇に漂うこの夢のような美しさは一体合体なにごとなのでしょうか?
多彩な楽器が目を引きますが、アレンジが実によく練られていて無駄な音は一切なし、アコースティックで透明感あるサウンドになっています。きらめくような音の粒子が溢れる中、儚げなドリーの美声が天上に昇っていく・・・。ジャケのイメージ通りの極上サウンドですね。ただため息。。。
どの曲も宝物なのですが、特にB「タッチ・ザ・サン」は昇天ものの一曲!目を閉じて聴いているとあちらの世界へトリップしてしまいます〜。(#^.^#)
このアルバム、個人的にはスパイロジャイラの「ベルズ・ブーツ・アンド・シャンブルズ」に通じるものを感じます。儚く美しい女性ヴォーカルといい、ファンタジックな曲調といい、夢見心地の雰囲気といい、かなり近い。ただこちらはあれほど翳りのあるサウンドではなく、もっとクリスタルなイメージ。両者のジャケの印象の違いがサウンドの違いと一致しているように感じられます。
なぜか半分くらいは英語で歌われているので、ドイツ語嫌いな方もそれほど抵抗はないのでは。ブリティッシュ・フォーク好きの方(特に美声さんファン)にも自信を持ってオススメできるジャーマン・ロックの秘宝の一つであります。
(^ ^)
(2001.11/16)
★ジャーマン電子音学ミーツ美声ボーカルっていえばいいんでしょうか。独特ですよね。
(2001.11/17 by S.P.さん)
★しっかしこのアルバムはおったまげの超まか不思議アルバムですにゃ〜〜。ジャンルに選別不可能といった雰囲気ですねえ〜。
私は1,3,4辺りが特に気に入りましたよ〜〜。
特に圧倒される一番気に入った3曲目では、途中に2度ほど聴かれるアコースティックなギターのアルペジオが入るじゃないですか・・
あのメロディはジミーさんもどの曲かで弾いている雰囲気だああああーーなんて、思ったりもしています。こんなところにもZEP色を見つけたりして、びっくりだ〜。。
このアルバムのおかげで、なんか幻想散歩クリスマスと言う感じで、しばし慌ただしさを忘れてトリップいたしましたよ〜。
(2001.12/24 by michiyoさん)