イーリアン・パイプ(Uilleann Pipes)
●アイルランドの伝統的なバグパイプ。他の地域のバグパイプのように吹口から息をバッグに吹きこむことはせず、肘を使って脇に抱えたふいごを操作しバッグに空気を送り込む("Uilleann"とはゲール語で「肘」の意)。
旋律を奏でるチャンター管とドローンを出すドローン管を持つのはすべてのバグパイプと同様だが、和音を奏でる和音管があるために管楽器としては実に珍しく単体でハーモニーが可能となっている。
スコットランドのハイランド・パイプに比べると音量が小さく、哀愁を帯びたような音がするのも特徴。

↑ご存知チーフタンズの名物パイパー、パディ・モロニーです。
★「肘で吹かずに肝で吹く」イーリアン・パイプであります。(^
^) <わからないかた、ごめんなさい。
この楽器も演奏スタイルが独特ですね。演奏しているところを目の前で見ると、本当に演奏しているんだか抱きまくらを抱いてのほほんと座っているだけなのかよくわからない。^^; なんつーか、妙に現実感の薄い楽器ですね。チーフタンズのライヴ(レビューはこちら)でも、パディ・モロニーなんぞはジョークを飛ばしてげらげら笑いながら指だけはものすごい速さで動かして演奏する、おまけにこの楽器は音の出所がつかみにくいもんで、誰が演奏しているんだかわからずしばらく「???」と探しちゃったりもしました。
ふいごやらバッグやらチャンターやらドローンやらをびっしり体に装着して座っている演奏者を見てると、何だかメンテナンス中のアンドロイドを思い浮かべちゃったりします。(^-^;) 妙な楽器や。。。
変なことばっかり書いちゃいましたが、私はこの楽器の音が大好きなんですよ。ちょっとユーモラスでどこか切ない、心に染み入る良い音色ですよね。。。
(2001.11/1)