ミャンマー(旧ビルマ)というと「ビルマの竪琴」が有名ですが、それ以外は「貧しい発展途上国」「自由の無い軍事政権」などのネガティヴなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。確かにそれらは事実ですが、あの国の中に一度入って人々と接してみると実はとても素敵な国だとわかるのですね。首都ヤンゴンはごみごみしててそれほど好きな街ではなかったのですが、古都パガンなどの田舎のほうは、もう大好きになってしまいました。(^ ^)
わずか一週間の滞在でしたが、人々のシャイで誠実そのものの人柄に心を打たれ、子供たちの無邪気さと、心の中にでっかい太陽を持っているような輝きに満ちたくりんくりんの瞳に感動し、とても印象深い日々でありました。もちろん観光もして珍しいものも色々見ましたが、それよりなにより人の良さ。ミャンマーの魅力はこれに尽きます。
私が思うに、「家族の絆」と「信仰心(小乗仏教)」が強く残っているからじゃないか、と。どちらも現代の日本では急速に失われつつあるものなので、なおさらあの国の人々がまぶしく見えたのでしょうか。。。
ただし、手放しで誉めるわけじゃなくて難点も多かった。一番困りものだったのが「メシがまずい!」ということ。
高級レストランなぞとは無縁な私らは、いつもその辺の大衆料理屋や屋台で地元の食事を楽しんでいたんですが、ミャンマーの屋台料理は残念ながら美味しいものは一つも無かったなぁ。油に問題があるんですよね〜。質の良くない油を使う上に同じ油を捨てずに何回も使いまわすもんだから、妙な匂いがして、食べると普通の人はまずクダリます。思いっきり。私の相棒も初日にいきなりやられちまってもー大変だったそうな。
頑丈な私は何ともなくて「あんたの無神経な体が羨ましいわ」なぞと言われちまいましたが(ほっとけ!)、それでもよほどのことがない限り食べたいとは思わなかった。。。
あと、劣悪な交通機関も困りものでしたね。ヤンゴンのバスなんて、一台のバスに乗客山盛りてんこ盛り、重量オーバーでのろのろ走るバスに道端から次々と人が乗り込みしがみつき、なんか「蟻にたかられるイモムシ」のようなもの凄いありさま。あれに乗る(というよりしがみつく)度胸は私らにはありませんでしたな。
長距離バスはさすがにそんなことはないけど、なにしろ街中以外は舗装された道がないもんで恐ろしく揺れます。カクテルシェイカーの中の酒の気分を味わえることを保証いたしましょう。(^-^;)
汽車は試さなかったけど、値段的にも一番良い交通手段とのこと。ただし「乗れれば」という条件付き。北海道の田舎の駅あたりをご想像ください。^^;
まぁそんなこんなで不便なことも多いけど、とっても素敵な国ですよん。遊びで行くには決してオススメしませんが、心に残るような旅をしたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。(^O^)
(2001/11/1)