世界有数のオカマさん天国、タイ。性転換手術は合法だし格安の上に腕が良い、ということで外国からわざわざ手術しに訪れる方たちが後を立たないといいますね〜。特に大都市や観光地ではそれらしき人がたくさん歩いていて、なかなか面白い。
で、バンコクのかの有名なオカマ・バーに行ってきました。っちゅーか、私はさんざん拒んだんだけどオカマ好きの相棒が「ど〜しても行きたいけど一人じゃ怖い、一緒に行こうよ〜!」とうるさくて、結局押しきられて行くはめになったのです。やでやで。。。(=_=;)
「どうせしょーもないイロモノのショーでも見させられるんだろう、やだなぁ」と思っていたんですが・・・や〜、これがけっこう高水準のショーでして。楽しく見ちゃったのですよ。(^
^)
20人以上のオカマさん達が歌と踊りをステージで披露するという、まぁ普通のショーなんですが、皆さん実に芸達者なのですね。外国人向けにさまざまな趣向を凝らしていて、日本風ステージでは和服を着た美女(?)が艶やかに舞い、朝鮮風ステージではチマ・チョゴリを着飾ってアリランを、中国風ステージではチャイナ服、エジプト風ステージでは古代エジプトの衣装、アメリカ風ステージではエロティックな編みタイツ、そしてタイ風ステージではタイ舞踏を、いずれ劣らぬ美形のオカマさんたちがきらびやかなライトを浴びて華麗な踊りを披露するわけです。下の写真をご覧いただければわかるように、言われなければわからないほど皆さんお美しいのですわ。スタイルもえ〜しねぇ。(*^o^*) ほんと、元は男だとは信じられないくらい、綺麗でなまめかしいお姉〜たま達でありました♪
マリリン・モンローやマイケル・ジャクソンのそっくりさんがわらわら出て来たり、狂言回し役のお笑いオカマさん(彼女?のキャラは強烈で爆笑してしまった(^O^))が大活躍したり、飽きさせない作りのショーでした。
しっかし、彼女達の美しさはちょっとタダゴトではないのですね。このオカマ・バーのガイド役をしてくれたジョーさん(彼もそれっぽかったが)に訊くと、あの美しさを保つにはそりゃ並々ならぬ陰の努力が必要だということで。。。
まず、「下」を切らないとちゃんとした(?)オカマとは見なされないそうです。しかし、女性の精神を持って生まれてきた彼らの究極の望み、それは「心身ともに女性になること」なので、それだけでは当然不充分。胸にシリコンを詰めたり、必要ならば顔の骨を削ったり隆鼻術を施したりなどの整形手術をしたり、永久脱毛したり。もちろんこれらには大金が必要なので、皆一生懸命お金をためるのですね。
でもこれで望み通り女性の体を手に入れたとしてもそれで終わりではない。なんせ元々は男性の肉体なのですから油断するとすぐに男っぽい体型に戻っちゃう。毎日毎日、何時間もかけて肌のお手入れ、美容体操、ムダ毛の処理にマッサージ。食事にもずいぶんと気を使い、筋肉が付かないように運動は極力しない、エトセトラエトセトラ・・・。
話を聞いていて、何だか考えさせられてしまいましたね。普通の女性以上に自分の体を磨きに磨いているわけです。「女性でありつづけること」のために、魂の何割かを捧げているのですね。。。
妙な言い方ですが、「なんて誠実な生き方なのだろう」とちょっと感動してしまった夜でありました。
(2001/11/1)
↓う〜ん、なんてお美しい♪ 言わずもがなのことですが、この写真の中に女性は一人もおりませぬ。
