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2003.9.28
前日の土曜日に研修がはいっていて連休にならないのだが、9月にドライブなしというのがどうにも癪に障る。実は、今月は、11月の車検に備えてつるつるだったタイヤを新調していたのだ。オートバックスの店員おすすめのグリップ力があるというブリジストンのタイヤ。工賃・廃棄料しめて55000円以上かけているのでドライブしたくてうずうずしていた。とりあえず、土曜の夜に一仕事片付けておいて日曜日を迎える。いつもより、遅い起床となってしまったが、天気はよさそうだ。意を決して8時過ぎに家を出る。諏訪ICに向かう途中でカメラを家においてきたことに気がついてあわてて引き返した。時刻は8時半を優に回っているしガソリンの残りもほとんどなくなってきているのでドライブ取り止めとも思ったが、無理をおして出発。遠回りになるが岡谷ICに向かい、ガソリンを入れてから高速に乗った。岡谷JCTから中央道、そして双葉JCTから初めて走る中部横断道。白根ICまでの中途半端な開業なので利用している車はほとんどない。この利用状況ではやむをえないが、白根ICにはETCのゲートはなかった。このあたりは町村合併で南アルプス市となっている。そういえば、清水市も静岡市になってしまったのであった。道路標示の行き先もほとんどが静岡表示になっている。国道52号で身延町。久遠寺に到着。時刻は10時20分。車を下に停めて、歩いて菩提梯を登った。この石段は一段一段がかなり高く、足を高く持ち上げなくてはならない。287段しかないが、最後の方は足を持ち上げるのが非常につらくなる。この寺の建物は皆再建されたものなので歴史的な価値は今ひとつなのだが、日蓮宗の本山ということでかなりの賑わいだ。ロープウェイに乗って奥の院・思親閣にもいったが、ロープウェイは満員御礼。臨時便がでまくっていた。身延山頂からの展望は雲がかなりかかっていて今ひとつ。富士山も見えなかったので早々に降りてきてしまう。下につくと日蓮の墓にも向かった。春には池上本門寺にも行ったので、有馬記念の折には法華経寺にも行きたいものだ。時宗を読了した記念の年にふさわしい。次は一宮へ向かうのだが、せっかくのタイヤの性能を試すためにあえて山道を行く。国道300号で本栖湖へ。きついカーブでも全くタイヤが鳴かない。路面に吸い付くようなすばらしいグリップ力だ。本栖湖からの富士山は山頂に雲がかかっていたが、しばらくすると雲が取れてきた。本栖湖畔にはホテルやら人家やらがあまり見当たらず、自然の状態がかなり残されている。景観のよさは富士五湖の中でも一番なのではないか。まだ、西湖に行ったことがないので何ともいえないが。続く精進湖は小さな割には湖畔にごちゃごちゃといろいろ建物が目立ち今ひとつ。国道358号を下って甲府南ICから一宮御坂ICまでの一区間だけ高速に乗る。今回はETCをしっかり利用できたが、危うくカードをさし忘れてはいってしまうところだった。時刻は1時だが、昼食前に甲斐一宮、浅間神社へ。富士山頂の神社が「せんげんじんじゃ」だからここもそうかと思っていたが、ここは「あさまじんじゃ」というのだそうだ。昼食は20号沿いで見かけていたマクドナルド。前日の研修と全く同じメニューで、チキンフィレオとフィレオフィッシュのトリオ。普段はモスバーガーを利用しているが、フィッシュバーガーだけはマクドナルドのほうが上。チキンフィレオのほうはケンタッキーのチキンフィレサンドのパクリだが、お値段が手ごろで味もまずまずの合格点。山梨だったらほうとうを食べるべきだと思うが、個人的にあまり好きでないので安易な昼食となってしまった。次は裏道のような国道52号にはいって、甲斐善光寺。今回は戒壇めぐりはなしで先を急ぐ。武田神社はいつ来てもたいそうな混雑だ。ここは躑躅が崎の館跡でもある。近くの武田信玄の火葬塚にも寄っていった。ちょっとわかりにくいところだ。続いて、甲府城。まだ工事が行われていて立ち入れないところがある。来年の大河ドラマに向けての整備なのだろうか。近藤勇が甲府をもらえるということで新政府軍と対峙するのだが、地元多摩で歓待を受け甲府入城が果たせなかったというお粗末。このあたりまではきっと大河ドラマでやってもらえるだろうから…。天守台などかなりの規模で、江戸城に万が一のことがあった場合は甲州街道で甲府城に入る想定までされていただけあって立派な城である。さらに昭和の末期に一度だけ行ったことのあるミレーで有名な山梨県立美術館にも行ってしまった。しかも企画展まで見てきてしまう。ミレーの集客力はたいしたもので、年配者中心とはいえ、ここもかなりの賑わいだった。前回来た時はワインの試飲をめちゃくちゃした後だったのでよく覚えていないし、お土産でいろいろなものをやたらと買いこんでもいたので今回は何も買ってこなかったが…。せっかくなのでお向かいにある山梨県立文学館にも立ち寄った。ここも企画展「芥川龍之介と菊池寛・久米正雄」まで見てきてしまう。常設展ではいきなり樋口一葉があった。両親がともに塩山の出身という縁だそうだ。24歳で早世しているのに「たけくらべ」という有名作をものし、さらに5000円札に肖像が使われるというのだからたいしたものである。あとの展示はさほど印象に残っていない。時刻は午後4時を回ってしまった。あと、新府城だけは回っておきたいと無理して薄暗い中赴いた。公園と称しているがあまりきちんと整備されていない。ジーンズのすそに草の実がたくさんついてしまった。山梨の主だったところはほとんど回れたと自負していたが、大変なところを落としていた。昭和最後の大河ドラマ「武田信玄」で作られたNHKのオープンセット、小淵沢・戦国の館。諏訪郡の隣の町ということで、ほとんど地元のようなものだったため、すっかり見落としていた。今度、土曜日に献血をする必要が生じたときに、献血後に出かけてみようと思う。
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