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2006.3.11 Sat
2006年2月、財団法人日本城郭協会より日本100名城が発表された。吉野ヶ里遺跡や古代政庁、根室半島のチャシ群まで含み、史実にそぐわない模擬天守は選ばないなど、中々おもしろい選定内容である。その中で私が訪れていない城は4つ。今年中に訪れて2007年4月6日からスタートするスタンプラリーに参加する腹づもりだが、まずは、今週末の大河ドラマ「功名が辻」の姉川の戦いゆかりの城、浅井氏の居城、小谷城を訪れることにした。折しも、北近江一豊・千代博覧会が開催されている。献血は前回、血小板献血にシフトしたのだが、曜日の関係でインターバルが一ヶ月以上開いてしまうため、再び血漿成分に戻してしまうことにして長浜の湖北献血ルームでの献血を企図した。
セブンイレブンで朝食を調達し、ETC深夜割引適用の午前4時前に岡谷ICを通過。中央道、名神を進んで養老SAで休憩、朝食。もう、すっかり明るくなっている。岐阜県内は晴天だったが、滋賀県は曇り。米原ICで降りてまずは、功名が辻ゆかりの地を立て続けに回る。若宮氏館跡は山内一豊の正室、千代の生家といわれるところ。郡上八幡説もあるが今回の大河ドラマはこちらの若宮氏の方をとっている。長野家屋敷は一豊の母、法秀院と一豊が隠れ住んだ屋敷跡、そしてすぐ近くには法秀院の墓。幟が立っていて比較的見つけやすい。
周辺が整備の途上にある姉川古戦場碑を見て、念願の小谷城。いけるところまで車で上ってしまう。週刊名城をゆくを片手に端から曲輪をチェック。春のような陽気のせいもあってすぐに汗がしたたり落ちてきた。本丸手前の脇道を進むと赤尾屋敷跡。浅井長政自刃の地だ。黒金門跡手前の桜馬場には家臣の慰霊碑、そして進むと本丸。見所の大石垣はまだ先。山王丸下にたどり着き大石垣を見届け、山王丸に登って終わりとした。頂上までは残り900m。スタンプラリーで訪れるときには頂上も制覇しなくてはならないか。本来は眺望のいい山城のはずだが、今回は春霞がかかっていて遠くまでは見えなかった。
長浜に戻って献血をする前に国友鉄砲の里資料館に立ち寄る。国友の地名は何度か司馬遼太郎の小説の中で目にした。種子島に鉄砲が伝来した翌年に早くも製造を始めたというのだから驚きである。銃身の製造工程がよくわかる展示があった。
9:30湖北献血ルームに到着。献血は予約のキャンセルが幸運にも入りすぐに受け付けてもらうことができた。タッチパネルディスプレイによる問診票の入力は初めてだ。都会では400ml全血の需要が高いようだが、ここでは全血の予定だった人に成分献血を依頼していた。県によって大分、需要の内容が異なるようだ。
献血を終え献血ルーム近くの駐車場に車を置き、北近江一豊・千代博覧会に出陣。まずは大通寺で博覧会セット券を1000円で購入。大通寺は「一豊・千代夫婦館」と称して、一豊・千代をはじめ、秀吉・ねね、長政・お市など北近江を生きた夫婦4組のパネル展示。2005年2月にも見た馬酔木展もあった。今までノーチェックだった台所門は長浜城大手門を移築したものでこれも一豊ゆかりの物件。
続く曳山博物館は「一豊・千代物語館」として既に大河ドラマで放映された顔面に刺さった矢を引き抜く場面をはじめとした小さな模型やいくつかの山城のジオラマ模型の展示。通常の曳山の展示に比べると大分、規模が小さい。
献血ルームでお菓子をつまんだ為、空腹ではなかったのだが、黒壁スクエアに向かって昼食。お気に入りの焼鯖そうめんはやっぱりうまい。駐車場に戻る途中、偶然、長浜城外堀跡の碑を発見する。霞はかかっているもののすっかり晴れ渡って汗ばむほどの陽気。次は高速船で竹生島を目指す。
長浜港周辺は車があふれかえっていて、乗船待ちの人も多いようだった。明日からは増便されるのだが、今日まで1日2便。春たけなわと言った暖かい好天に誘われて大勢の観光客が集中するのも仕方ない。時間にゆとりはあるが、速攻で往復乗船券を購入。乗船までしばし読書に勤しむ。乗り込んでみると席が殆ど埋まるほどの大盛況だ。竹生島まで30分。
竹生島は西国30番札所の宝厳寺と都久夫須麻神社、二つの国宝を抱える周囲2kmほどの琵琶湖の中の小さな島。真っ先に国宝の唐門、そして観音堂から豊臣秀吉寄進の船廊下を渡って都久夫須麻神社へ向かった。前回に来た時よりもきれいになっている。本堂、五重石塔、三重塔とくまなく回って宝物館もチェック。国宝は委託されていて此処にはないが、重文の書状などが数点展示されている。島内をくまなく回っても1時間はかからない。
15:20長浜港着。北近江一豊・千代博覧会残る最後のひとつは、長浜城歴史博物館。「一豊・千代歴史館」と称していて3館の中では此処が一番私の趣味に合っている。大河ドラマにも出てきたまな板代りのマスも展示されているし、この日から始まった第4回のテーマ展が竹生島と山内一豊。竹生島奉加帳に山内伊右衛門の名前を見つけることができるが、竹生島に行ってきたばかりなので何ともタイムリーだ。
天守台跡など城の周辺を歩いた後、長浜鉄道スクエアへ。旧長浜駅舎は現存する最も古い日本の駅舎なのだそうだ。中の展示はあまりぱっとしない。お向かいの慶雲館では盆梅展が開催されていて結構な人出だったが、500円を払ってまで見たいとは思わなかったので、パス。駅を通り越してガードをくぐり歩道脇に立つ山内一豊屋敷跡碑はチェックしておいた。
時刻は17時に迫っているが、まだだいぶ明るい。車で北上し、虎姫町の山内一豊初所領の地碑、更に北上して木之本牛馬市跡までチェックすることができた。欲張って色々巡った一日をこれで締める。彦根まで国道8号で進み、ガソリン補給、そして夕食。彦根ICから名神にのって、多賀SAのレストイン多賀の入浴・休憩を利用。初めて利用するが、735円で泊まれてしまうのでとってもリーズナブル。
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