2005.9.9 Fri

上諏訪発20:24特急スーパーあずさ36号−新宿着22:37
最近、ねらっている超割が押さえられなくなってきた。北海道便など受付開始すぐにうまってしまう。今回も後手を踏んでいたが、幸い米子便はあいていたので、23年ぶりに隠岐を目指すこととした。一週間前は天気予報がよかったのだが、雨予報に変わってきたので船便、宿など全く予約せず行き当たりばったりで出発。

2005.9.10 Sat

新宿発4:42(山手線内回り)−品川着5:01
品川発5:26(京急エアポート快特)−5:40
東京国際空港7:25−ANA811便−米子空港8:50
(徒歩)
中浜発9:07(境線)−境港着9:18
境港発11:50(隠岐汽船・高速船レインボー)−西郷着13:12
(定期観光バス)


早朝の羽田空港で軽く朝食をとって天気予報を確認するも雨は避けられそうになさそうだ。大学時代に行ったにもかかわらず見逃してきた島前の国賀海岸・摩天崖は天気のよいときに見たいので、今回は初めての島後を目指すこととする。行き先が本州の航空便に乗るのは初めて。その米子便は10分ほど遅れたものの、米子空港からほど近い境線・中浜駅での接続には全く問題がなかった。やってきた列車は鬼太郎列車。

境港は水木しげるロードが整備されていて妖怪の町として売り出しているが、閑散としていて人気(ひとけ)がない。ネズミ男の着ぐるみの方が手を振ってくれたが、かなり寂しそうだ。水木しげるロードを辿って妖怪神社や鬼太郎、ネズミ男などのブロンズ像をチェックしつつ水木しげる記念館へと向かう。時間はたっぷりあるので水木しげるの生い立ちなど、じっくり見てきた。出征で部隊が全滅、ただ一人の生き残り、左腕をなくされていることなど今まで知らなかったことがたくさんある。妖怪の方はあまり興味はないのだが、これも丹念にチェック。

港へ戻るときには大勢の観光客とすれ違いかなりのにぎわいに。隠岐からの高速船が到着したようだ。隠岐汽船チケットカウンターが開くまで時間があるので、つい地ビールの鬼太郎ビールを購入。アルトはカラメルテイストで黒ビールに近い味。11時に乗船券購入。今時珍しい硬券だ。水中翼船のレインボーは西郷港まで1時間20分の所要。大学時代、島前に渡ったときはフェリーで3時間以上かかっていたので隔世の感がある。

あいにくの曇の天気だったが、途中、青空、青い海が広がっていて少し期待を持つ。しかし、西郷は雨。そそくさと定期観光バスのチケットを購入。悪天候のため遊覧船欠航で1000円引きの5500円。大学時代の北海道旅行で多用した定期観光バスだが、最近は全く利用していなかった。拝観料等込みの値段なのでレンタカーよりはだいぶ安い。ここ島後では利用価値がかなりある。この日は14名の利用。

最初の目的地は玉若酢命神社。かなりの雨が降っている。億岐家の宝物、説明だけでなく重文の駅鈴等、撮影OKの特典付き。これも定期観光のメリットというものだ。神社には樹齢2000年という八百杉もあるが拝殿は生憎、修復中だった。

次の目的地は隠岐一宮、水若酢神社。離島の一宮も、佐渡、対馬、壱岐とそろってきた。あまり乗り気でなかった一宮にもかなりの執着が生まれてきてしまっている。隠岐造の重文の本殿はなかなかすばらしい。雨はすでに上がっていて、青空すらのぞいている。近くの隠岐郷土館をまわり、五箇創生館では角突き(闘牛)と古典相撲の映像を鑑賞。

天候の回復に伴い、急遽、遊覧船が復活。1000円引きがチャラになり追徴されるが、あまり好きでもないサザエを食べさせられるよりはずっと良い。中村港から白島へ。板状節理、柱状節理の奇岩が続く。隠岐最北端の白島は百より一つ少ない99の島があるところからの命名とか。象の形の象ヶ鼻、灯台のある沖ノ島は獅子の形、中村港近くには節理が美しいよろい岩。一旦、中村港によって、更に進み浄土ヶ浦を経て布施港に到着。日が差してきて逆光となり写真は撮りにくかったが、50分の船旅を満喫できた。

ここからは西郷港に向かう帰路になる。東海岸の細い道を通って隠岐国分寺。ここは後醍醐天皇の行在所である。隠岐一の大寺だったが、明治の廃仏毀釈で島内の寺は悉く燃やされてしまったとのことだ。本堂内の寺宝も見てから近くのモーモードームへ。17時10分からの観光牛突き観戦だ。(5月〜10月の土曜のみ開催。500円。)全国に幾つかある闘牛の盛んな地の中でも後鳥羽上皇を慰めたという隠岐の牛突きは最古参。本場所で負け使い物にならなくなった牛は観光用に活躍しているほか、宇和島に譲られることもあるという。

最後、出発地に戻って隠岐自然館を見学。此処の入場料300円もOK。このコースで必要な料金は遊覧船を含めるとトータルで3550円にもなる。お手軽に島後観光を楽しむにはこの定期観光バスは絶対おすすめだ。ちょっと心配していたホテルの確保だが、隠岐自然館の上にあるホテルに無事チェックイン。夕食は外でとり、バスガイドさんの説明にあった隠岐の酒と海鮮料理で5000円以上も使ってしまった。朝食付きのホテルが8400円。私としては例外的な濫費である。




2005.9.11 Sun


西郷発8:35(隠岐汽船・高速船レインボー2)−境港着9:57
境港発10:01(境線)−米子着10:41
米子発13:03(境線)−中浜着13:31
米子空港15:55−ANA818便−東京国際空港17:30
羽田空港発17:48(京急空港線特急)−京急蒲田着17:57
京急蒲田発18:09(京急本線快特)−品川着18:15
品川発18:17(山手線外回り)−新宿着18:37
新宿発19:00特急スーパーあずさ31号−上諏訪着21:12


朝風呂に入り7時に朝食。8時前には高速船の乗船券を手に入れる。天気は相変わらずの曇。窓の外の景色を楽しむことはできない。途中、鯨のための減速があったが定刻に境港着。境線に乗り継いで米子へ。天気予報は雨だったが、雨は落ちていない。過去、二度ほど訪れている米子だが、行き先は米子城のみ。今回はそれなりに町中を散策する。まずは米子市役所向かいの山陰歴史館。市役所の旧庁舎を利用している。山陰全域に渡っての展示ではなく対象は米子のみ。米子城の展示がそれなりにあったのはうれしかった。

続いて旧加茂川沿いの白壁土蔵。もっとたくさん蔵が並んでいると思ったのでちょっと拍子抜け。近くの涼善寺には勤王の士、児島高徳の碑。この地方ではそれなりに有名人らしいのだが私は全く知らない。川沿いを廻船問屋・内町後藤家まで辿る。国の重文だが、内部は非公開。このあたりで昼食をとることに。大山そばの看板に惹かれて、割子そば定食。大山そばはほとんど出雲そばと同じ。とてもコストパフォーマンスの高い昼食だった。

時間にはゆとりはあったが、特に行きたいところもなくさっさと空港に向かうことにした。米子空港では、大好きな米屋吾左衛門の鯖寿司(新発売だという燻し寿司[さば])を夕食用に購入。米子は本店があるだけあって米吾の鯖寿司はちょっとした売店どこにでも売っているという感じ。空港レストランにもしけ込んで鰈の唐揚げなどちまちま食べながら時間を過ごした。

離陸は少し遅れ、羽田空港は混雑のため房総半島上空で待機。昔はよくあったようだが、滑走路がこれだけ増え、第2ターミナルができてもこんな事態が起きるとは。このところずっと駐機場からのバス連絡ばかりだしまだまだ利便性はあまり良くない空港だ。更に追い打ちをかけるように大雨による京成線の遅延によるダイヤの乱れ。とっさの判断で目の前の列車に乗り込み事なきを得た。いつか仕事に穴をあけてしまうような失態を演じてしまうのではないかと不安になってくる。

  航空機の旅・北海道2005