九州の特別史跡が大量に残っていたので、久しぶりの3連休を利用して九州へと鉄道旅行した。とは言うものの、レールアンドレンタで中日は車で回った為、思う存分鉄道に乗ったという感じはしない。おまけに、帰りのしなのはレールアンドレンタの一割引を使われてしまって新幹線乗り継ぎに比べて割高となってしまうなど、課題は残した。しかし、博多を基点に2枚きっぷやレンタカーを活用すれば周遊券よりは安く、長崎、熊本、大分などは回ってこれるのではということに気づき、今後の九州旅行に生かしていけそうだと感じることができた。鹿児島方面へは九州新幹線の開業を待とうと思う。
2002.9.13

すっかりおなじみとなった最終のしなので名古屋に出て寝台特急で西に向かうパターン。はやぶさの寝台が埋まっていて急遽、行き先を熊本から北九州へと変更して切符を購入している。
上諏訪発19:52−塩尻着20:11
塩尻発20:32特急ワイドビューしなの32号−名古屋着22:23
名古屋発22:46寝台特急さくら−

2002.9.14

門司着8:46
門司発9:02−門司港着9:10
    ◇鹿児島本線完全乗車
門司港発9:39−小倉着9:53
小倉発:10:55新幹線こだま603号
−博多着11:15
博多発11:31−箱崎着11:36
箱崎発12:13−博多着12:18
博多発12:27−(福北ゆたか線快速)
−桂川着12:54
    ◇篠栗線完全乗車
桂川発13:24−(福北ゆたか線快速)
−博多着13:57 (西鉄バス、福岡市地下鉄)      
熊本行きを断念した時点で門司までの寝台を押さえ門司港へ行って鹿児島本線完全乗車を果たそうと思った。現役の駅舎で唯一、国の重要文化財指定を受けている門司港駅の駅舎も拝んでおきたかったので。門司港レトロとして売り出している門司港駅周辺のたたずまいはなかなか味わいがあって素晴らしい。長居をして昼食をとって行きたい気分だったが、先の予定も詰まっているので先を急ぐ。小倉では10年ぶりの小倉城へ。入場は今回が初めて。ハイテクの展示とやらを見てきた。確かに他の城にはないものだとは思う。城への行きがけ、前回の九州旅行の際、大分駅で感銘を受けたミニクロワッサンを発見したので、帰りにチョコとサツマイモを100gずつ、買い求めて早めの昼食とした。量り売りというのが特徴だが、九州に特有のものなのだろうか。続いて博多に急ぎ、筑前一ノ宮の箱崎宮へ。乗り気でない割には一ノ宮のチェックも欠かしていない。さらに接続のよい列車があったので桂川へ向かい、特別史跡の王塚古墳へ。装飾が施された玄室の公開は年に2回ほどしかないのでチャンスがあったらまた訪れたいものだ。最後は博多へと戻って、福岡タワー、福岡県立博物館、福岡城と回って博多ラーメンのはしごをしてしめた。「一蘭」と「一風堂」どちらもうまかった。さらに長浜ラーメンもと思ったが、胃袋が限界で断念。

2002.9.15

 この日は、レンタカーで回ったため鉄道はまったく利用しなかった。レンタカー窓口が9時からということで9時からのチケットとなっていたが、窓口は8時には開いていた。のろのろしていたが、我慢しきれず、窓口に向かい手続きを済ませる。幸い、9時前に車に乗り込むことができた。感謝。この日の目的は、福岡・佐賀の特別史跡。まずは、国道3号をひた走り、大宰府政庁跡を目指す。礎石が残るのみだが、やたらと復元に奔るよりは太古の歴史に思いをはせるのに適している。さらに近くの観世音寺。ここは、巨大な観音像が見もの。建物はたいしたことない。梵鐘は国宝だった。さらに学問の神様、菅原道真を祀る太宰府天満宮。ここは、駐車場料金を取られてしまう。絵葉書を買ってしまったが、前回も同じものを買っていた。郵便番号が5桁から7桁になっていたけどむなしい。道を引き返して水城、さらに大野城跡を目指す。大野城跡はとてもわかりにくくかなり迷ってしまった。かなり時間を食ってしまったので高速で久留米に向かう。筑後一宮高良神社。ここはわかりやすかった。かなり時間をロスして正午を回っていたのでcoco壱のカレーを昼食とした。肥前一宮にも寄りたかったがよくわからなかったので基山町の基肄城跡に向かう。草そり場となっていた。まだ、何とか時間が残っていたので、遠く鎮西町の名護屋城跡を目指す。名護屋城博物館が閉まる前に到着することができた。日本史上恥ずべき行為の上位にランクインされること間違いなしの朝鮮出兵のためにこれだけの城を築いてしまう秀吉という男、最低・最悪だ。後は博多に戻るのみ。唐津では虹ノ松原にも立ち寄ったが、後は一路、有料道路を惜しみなく使って博多を目指す。午後8時までなら余裕と思っていたら、福岡都市高速で事故があり、大渋滞。ガソリンを満タンにし、博多駅近くで少し迷ってレンタカーを返したのは8時ぎりぎり。何とか間に合って事なきを得た。

2002.9.16

 (福岡市地下鉄) 
姪浜発7:23−8:24唐津着
唐津発10:14−佐賀着11:30
佐賀発11:54−12:06吉野ヶ里公園着
吉野ヶ里公園発13:37−13:49鳥栖着
鳥栖発13:59かもめ20号−博多着14:23
博多発14:30のぞみ22号−名古屋着17:45
名古屋発18:00ワイドビューしなの29号
−塩尻着19:49
塩尻発19:55−上諏訪着20:13       
前日に緑の窓口で姪浜発、筑肥線・唐津線・長崎線・鹿児島線経由博多行きの切符を買っておく。100qを超えているので途中下車OK。唐津、佐賀、吉野ヶ里公園で途中下車した。唐津はやはり10年前に訪れた唐津城を再訪。唐津城天守に登ったら雨が結構降ってきて、虹ノ松原がかすんでしまった。残念。土産物屋で3000円の唐津焼の湯飲みを買う。しばらく自宅で愛用するつもり。駅までの約2qは徒歩でずぶぬれ。唐津線の列車内は結構冷房が効いていて寒かったが、風邪を引くことはできなかった。雨は上がったので予定通り吉野ヶ里へ向かう。佐賀駅で途中下車して佐賀城へ行くという計画も立てたが、あまりに忙しいし、2004年に大書院が復元されるそうなのでまた来ればいいやと昼食をとるだけにとどめた。吉野ヶ里遺跡もこれまた10年ぶりだが、2001年、国営の歴史公園となっただけあって、素晴らしく整備されていた。NHKのプロジェクトXでやっていたが、つくづく、工業団地などにしなくてよかったと思う。周辺町村の人々の英断に感謝。バブルはじけて後の長引く不況を見れば工場の残骸が残らなくてよかったと心の底から思えるのではないか。初めて見る北内郭まで見届けて帰路に着こうというところで、ものすごい豪雨に。思わずタクシーを拾って駅に戻ったが、まさしく、バケツをひっくり返したような雨。トイレでTシャツを絞って前日の汗臭いTシャツに仕方なく着替えた。これでもやはり風邪は引けなかった。鳥栖からはすでに乗ったことのあるつばめは見送って白いかもめを選択。前の列車の遅れで博多着が5分遅れ、新幹線への接続が心配されたが、無事、帰路に着くことができた。

  鉄道の旅・東北2002へ