2007.2.10 Sat


本当は混雑が予想される3連休は家でじっとしている予定だった。週間予報も芳しくなく切符の手配等、何の準備もしていなかった。ところが、連休間際に好天予報に転換。ガソリンもまだ高い折故、近場の大河ドラマ「風林火山」ゆかりの地を攻めることとする。献血は山梨県は既に制覇済みなのでどうしようかと思案していた所、埼玉でバレンタイン企画のスピードくじで献血者のミニカーが当たる記事を発見し所沢に狙いを定める。これでドライブの概要が整った。

好天予報とはいえ、連休初日の諏訪地方の朝は深い霧に包まれていた。地元諏訪の物件から攻めていくのであわてる必要はない。早い昼食を家で済ませ11:30に出発。諏訪湖を反時計回りに回って下諏訪町の対岸の小坂観音院。風林火山の中では諏訪御料人・由布姫の居所とされている所だ。小説に因んで由布姫の供養塔が建てられたのは私の誕生の翌年で歴史的な物件ではない。新田次郎の「武田信玄」での命名・湖衣姫も併記されている。小坂観音院はちょっとした高台にあり、諏訪湖と岡谷市街がとてもよく見える。順光のため写真も撮りやすい。

小坂観音院の前の道をそのまま諏訪市へと進めば、ほどなく、諏訪大社上社本宮にたどり着く。由布姫の実家、諏訪氏が大祝子を務める信濃国一宮だ。宝物殿に初めて入ってみたが、\500の料金設定はかなり高く感じる。武田信玄関係の書状等もあったが、1998年に歌ったオペラ「御柱」の中に出てきた八栄の鈴が一番興味深かった。更に茅野市にまで進むと上社前宮がある。ここは諏訪大社4社の中では最も規模が小さいので閑散としたものだが、御柱はきっちり4本立っている。

諏訪大社からは進路を北に向け、お城好きでありながら今まで全くノーチェックだった城へと向かう。諏訪市と茅野市の境界付近にある桑原城は諏訪氏の本城・上原城の支城。武田信玄の諏訪攻めで最後に諏訪頼重が立てこもり落城に至る城だ。地図にも載っている西側の道からのアプローチを試みたが、城の北側の日の当たらない道には大量の雪が残っており、ノーマルタイヤの私の車では急坂を登れるわけがない。城の東側のわかりにくい道を分け入っていくものの駐車場所に難渋してしまった。何とか空き地を見つけて車を駐め、攻城に着手。至って普通の山城だが、東曲輪に至る北側の道にはやはりかなりの雪が残っていたので注意深く登っていった。本丸より二の丸の方が諏訪湖もよく見えて眺望がよかった。

桑原城の麓付近には、甲府で落命した諏訪頼重の遺髪を持ち帰って供養塔を建て弔ったのが開基という頼重院がある。本堂、新田次郎の歌碑、供養塔と皆新しく歴史の息吹を感じるという趣きはない。供養塔の中に納められているという宝篋印塔が歴史的な物件なのだろう。

いよいよ諏訪氏の本拠地、上原城に取りかかる。山道を登り始めて少し行くと諏訪氏館跡の大きな石碑が見えてくる。この辺り一帯は板垣平と呼ばれる。諏訪氏滅亡後、山本勘助を取り立てた板垣信方が城代として上原城に入っている。車で行ける所までのぼっていき最後は徒歩。金比羅神社のあたりが三の郭でその裏手にある物見岩あたりが二の郭。そして山頂部が主郭となっているが、木立に遮られてお世辞にも眺望がよいとは言えない。物見岩あたりを主郭から俯瞰した写真を撮ろうと思ったが、逆光で満足な写真は撮れなかった。武田信玄の信濃侵攻の端緒としてこの城を巡る攻防があったという歴史に想いを致すことができるだけで十分であろう。

諏訪南IC近くの御射山社は諏訪攻めの際の信玄の本陣だが、詳細な地図がなく判らなかったのであっさり断念して中央道に乗り込み小淵沢ICで降りる。目指すは北杜市の風林火山館だ。小淵沢の戦国の館を閉めて新規にオープンしたNHKのオープンセット。とてもしょぼかった戦国の館に比べると大分立派だが、えさし藤原の郷やワープステーション江戸に比べるとかなり規模は小さい。それでも入場料\300は良心的だし、ちょこっと見て回る観光スポットとしては手頃なので今年いっぱいはそれなりに賑わいを見せるだろう。その後の経営維持には困難があるようには思う。とりあえず、ここでのロケの映像をハイビジョンの高画質で見るという楽しみができた。

一ヶ月前のドライブで足を伸ばさなかった三分一湧水にも立ち寄ってみた。八ヶ岳南麓の湧水をテーマにした展示館、三分一湧水館の\400はかなり高く感じる。最上階の展望も遠くが霞んで富士山が見えず、今ひとつだった。さっと見て回って実物の三分一湧水へと足を向ける。信玄が下流の村に農業用水を分けるため、中央に三角柱の石柱を立てたのだという。後年、土石流で埋められたこの湧水を復元整備した村人の熱意は素晴らしい。それだけ、この湧水がこの地域の人々にとって大切なものなのであろう。ここからは歩いて小荒間古戦場へもすぐに行ける。石碑と御座石がある程度の戦場跡。信玄の諏訪侵攻の2年前、信濃から甲斐に侵攻してきた村上義清を撃退した古戦場跡だ。さらに山本勘助屋敷墓の近くにあったにもかかわらず見逃していた鎧堂観音にも立ち寄っていく。八幡太郎義家の弟、新羅三郎義光は甲斐源氏武田氏の祖。その源義光が鎧を奉納した鎧堂で、信玄も戦勝祈願を行っている。

とりあえず、初日の予定はここまで。下道で韮崎から甲府にかけての渋滞に巻き込まれつつ、石和温泉へ。デニーズで夕食をとり、健康ランドに投宿。はっきり言って家まで帰ってまた出直してこれるくらい近場なのであるが、往復の高速代、ガソリン代、時間、疲れを考えると泊をとってしまった方が安上がりなのだ。


2007.2.11 Sun


この日のメインは山梨県民情報プラザで開催されている風林火山博。10時オープンなのでそれまでは甲府市内のスポットをまわる予定。あわてることはないのでデニーズでゆっくり朝食。

7:30をまわった所で最初のスポットへと向かう。甲府五山の1つ、東光寺だ。既に一度訪れたことのある寺だが、前回は信玄の長男・武田義信の墓をチェックしたのみで隣の諏訪頼重の墓はノーチェックだった。今回の大河ドラマは義信が死ぬ前に終わってしまうので、由布姫の父・諏訪頼重の墓の方が遙かに重要。重文の仏殿を持ついい雰囲気の寺なので再訪に心が弾む。まだ時間が早く墓に影がかかっていて写真は撮りにくかったが、自分の他には誰1人いない静かな寺で墓参りできたのはとても良かった。

次の長禅寺は甲府五山の筆頭。五重塔は新しいが三重塔は風雪を経た重さと貫禄がある。残念ながら重文指定は受けていない。その三重塔の後ろに信玄の母、大井夫人の霊廟、そして高台に墓がある。大河ドラマでは吹雪ジュンが大井夫人を演じており既に何度も登場している。母の次は父ということで裏道を北へと車を走らせて大泉寺。この寺には信玄の弟・武田信廉が描いた父・武田信虎の肖像画(重文)がある。普通には見ることができなさそうなのでとりあえず御霊殿の裏手にある武田信虎の墓だけはチェックしておいた。真ん中の五輪塔が武田信虎の墓で、左右の墓は、信玄と勝頼のものだという。家臣と信玄によって甲斐の国を追われてしまう悪君主の信虎だが、信玄より遥かに長命を保ち高遠で没することになる。仲代達矢演じる信虎はなかなか憎々しげでよろしい。

更に北にある円光院に行く途中には今まで幾度となく訪れたことのある武田信玄火葬塚があるのでこれもチェック。青空の下というのは今回がはじめてだ。そして、円光院。ここまで北に上っていくと甲府の市街地がきれいに見渡せる。この寺には信玄の正室・三条夫人の墓がある。新田次郎には大顔で不細工で性格が悪いとさんざんに描かれていて信玄の心が離れていくのも無理のないように仕立てられている三条氏だが、この日の「風林火山」に登場する三条夫人はどのように描かれるのだろう。

ここまで来れば武田神社はもうすぐそばにある。駐車場に車を入れ、裏手の御隠居曲輪跡を初めてチェックしてから武田神社の宝物殿へと向かった。\300円の拝観料だが武田家ゆかりの物品や文書、展示が満載で見応えは十分だ。この神社は躑躅ヶ崎館跡なので今年は大河ドラマのご当地そのものであるから混雑は当然なのだが、何時来ても観光客で賑わっている。早朝ならば閑散としているのだろうか。

一通り、風林火山ゆかりの場所はチェックでき、ほどよい時間になってきたので満を持して風林火山博に繰り出す。朝、出がけに健康ランドのパソコンでチェックしておいた1時間無料の立体駐車場に車を入れる。風林火山博は想定された通りの混み具合。それでも江戸東京博物館の特別展「江戸城」ほどでないのが救い。まずは、武田の時代なぜ?なに!展。井上靖の風林火山も新田次郎の武田信玄も読破しているので展示はどれも判りやすく興味深く見ることができた。甲州金の展示など食い入るように見てしまった。そして風林火山武田検定にも挑戦。10問中、5問しか正解することができなかった。甲陽軍鑑に依拠して山本勘助を三河牛久保の出身としてしまう強引さには納得ができないので本番の検定を受検する気は完全に失せてしまった。続く大河ドラマ「風林火山」ゾーン は写真撮影禁止区域。毎年どこかで行われている大河ドラマの展示の路線からはずれるものではない。フラッシュシアターも見ていったが、江戸東京博物館の「江戸城」の高画質映像を見た後では何を見ても物足りなく感じてしまうのは仕方ない。本当はグッズ類を買い込んでいく予定だったのだが、売り場が見あたらず、時間も迫ってきていたので何も買わずに駐車場へと引き上げた。

まだ11時を回ったばかりだが、朝食をとったデニーズまで戻って早お昼。明日の献血に備えて血を濃くするため、久しぶりのステーキだ。午後は国道140号雁坂トンネルを越えて埼玉県に抜け、三峰神社と宝登山神社へ行く予定。mixiで宝登山のろうばいが咲き誇っていることを知り、繰り出してみたくなったのだ。\710の料金を支払って埼玉県へ。既に竣工している滝沢ダムは水を蓄えはじめていてダムを越えると巨大なループ橋。ループ橋越しにダムを見ることができる景観に車を駐めて写真撮影。

今回の三峰神社はロープウエイを利用しようと考えていたが、たどり着いてみるとロープウェイは運休中。たまたま途中にあったから寄ろうと思っただけなので別に落胆はない。峠道は好いていて快適なドライブを楽しめたが、秩父を過ぎると渋滞が始まる。長瀞は駐車場にも難渋しそうだし、ろうばい園も混んでいるだろうと危惧していたが、こんなに早く渋滞に巻き込まれるとは思わなかった。長瀞近くになって車が流れ出したが、国道140号から宝登山神社の参道に折れると車の列がずっとつながっている。やっとの思いで神社の駐車場に車を入れ宝登山ロープウェイの乗り場にたどり着いてみると何とロープウェイは2時間待ち。此所まで来たら引き返すわけにはいかない。しかし帰りも並ぶのはいやなので片道切符を購入したら今時珍しい硬券の切符だった。読書をしてひたすら列に並ぶこと90分。予定より早くロープウェイに乗り込むことができた。

頂上駅に到着。勿論長蛇の列ができあがっている。展望所からは多少、霞みつつも武甲山がよく見えた。そしてろうばい園へと繰り出す。強風が吹いていたが、ろうばいの甘い香りは十分に楽しむことができた。頂上まで登っていってから少し戻って宝登山神社の奥宮でお守りを購入。ここもかなりの人がいて人を入れずに写真を撮るのに難渋した。下りは風下側の道を通ったが、ろうばいの香りをより強く感じることができたのは云うまでもない。それにしても県民が観光地がないといって嘆く埼玉県内に季節限定だとは思うけれどもこれだけの人が集まる観光スポットがあるということには新鮮な驚きがあった。

風は強かったが、寒くはない。帰路は小走りで山道を駆け下りていく。上りは1時間かかるとのことだったが、下りに要した時間は30分足らず。木の根や石に足を取られず、軽快に山道を下っていくのにはそれなりの技術と脚力を必要とする。宝登山神社に参拝すると時刻は16時。来る時の渋滞はすっかり解消していて駐車場も空きが目立った。そして国道沿いの駐車場には集金人がおらず、只で駐めることができてしまう。車を駐めて歩いて長瀞の岩畳にも繰り出してみたが、既に日が翳ってしまっていた。秩父鉄道・長瀞駅は関東の駅百選に選ばれている。しばし立ち寄って、記念入場券を購入してしまった。この入場券も硬券である。

秩父に戻ってデニーズで夕食。結局この日は3食ともデニーズにしてしまった。国道299号で入間に出、国道16号に入って宇佐美で給油。プリペイドカード利用でリッター112円ほどとは驚きだ。米軍横田基地の横を通るのは初めて。20時過ぎに八王子到着。この日も宿は健康ランド。

2007.2.12 Mon


暗いうちに動き出しても仕方ない。余裕を持って7時過ぎにマクドナルドで朝食。そしてごく近くの八王子城へと繰り出した。気温は0℃。なぜか霜は降りていないが、やはり寒さは感じる。日本100名城に選定されたことを祝う旗が立てられていたが、日本100名城という表記を目にするのはこれが初めてだ。本当にこの春、名城スタンプラリーが始まるのだろうか。八王子城は、秀吉の北条攻めを前に滝山城から移った守りの堅固な城。しかし城が攻められた際に城主・北条氏照が留守であったため、わずか1日で落城してしまった。曳橋から、虎口、そして御主殿跡ととてもきれいに整備してある。

八王子城の前の北条氏照の本拠、滝山城にも足を伸ばしておきたい。東京に車で来るなんて云う機会は私にはそうそうないのだから。すれ違い不可能な公園内の道を突き進むと中の丸。眼下には多摩川が見える。この城は多摩川の水運を押さえるために築かれた城なのである。中の丸と本丸は搦手から続く石畳の通路をまたぐ橋でつながれている。

なかなか良い佇まいの城だったので少しのんびりしすぎてしまった。あわてて所沢へと向かう。拝島から県道で所沢への最短距離を進んだが、信号が多く車の流れは滞りがちで所沢到着はちょうど10時。そして献血ルーム指定の駐車場に入れようとしたところが全く踏切があく気配がなくやむなく西武デパートの駐車場へ。

所沢献血ルームへの到着が10時を回っていたため、献血の待ち時間もなかなかのもの。しかも今回は久しぶりの血小板成分献血。思い切り時間がかかってしまった。期待していたスピードくじも見事にはずれ。2時間を上回る駐車で駐車料金は\1150。かなり傷心の献血となってしまった。

せっかく所沢まで来たので航空記念発祥館に寄っていこうと思ったがここの駐車場にも車の列ができており、あえなく断念。ついていない時はこんなものである。時間にゆとりがあるのでひたすら下道で帰路を目指す。山梨県大月市に入ると国道20号沿いには、三大奇橋の猿橋がある。前回は午前中で逆光のため、満足な写真が撮れなかった。今回は午後のため、それなりの写真が撮れそうである。展望台から見上げるショットは露出アンダーで断念したが、他の撮影スポットではそこそこの写真を撮ることができた。橋の上から川の写真も撮ってみたが、かなりの高さでものすごく怖い。昼食はここまでとらずじまいだったが、ローソンで中華まんを購入し、後は家に帰るだけ。甲府昭和ICから中央道利用。八ヶ岳PAでしばし仮眠をとって時間調整。ETC通勤割引を適用させて岡谷ICで降り、無事、帰着した。

  ドライブ・東海2007へ

[PR] | インプラントエコキュート転職サイトSEOアクセス解析ハウスメーカーレンタルオフィスSEO対策消費者金融不動産担保ローン時計車 買取ハワイ挙式アスクル転職生命保険テンプレート沖縄旅行動画免許合宿二輪引越し消費者金融税理士ゴルフ会員権留学レーシックマッサージFX投資信託くりっく365アフィリエイト育毛剤FXホームページ制作デイトレードFX海外現地情報ホノルルマラソンベスト ハワイ ホテル レーツバリ島ハワイウエディングHawaii hotelsHawaii Activitiesbhhr
【運営会社「パラダイムシフト」サービス】 ハワイ現地オプショナルツアーリラックマ.タイムシェア) - ビジネスクラス航空券 - 格安航空券(1) - 格安航空券(2) - 海外ホテル - 韓国旅行
無料ホームページ作成 - レンタルサーバー - 携帯ホームページ - ブログ - ホテル 予約 - タイムシェア - ヴィラ - ハワイ コンドミニアム - バリ島 ホテル - ハワイ 不動産 - プーケット ホテル
[PR] 美容整形外科を選ぶならこちらから。まずは比較してみましょう