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2008.4.19 Sat |
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| 2008.4.20 Sun 前夜、さほど遅くない時間に就寝できたので、健康ランドの深夜料金がかかる午前2時前に出立。磐越道の三春PAで仮眠をとる。ほかにもかなりの車が駐まっていたが、皆、考えていることは一緒のようだった。暗い内にPAを出、まだ薄暗い時間に滝桜の駐車場に到着した。まだ、駐車料金は徴収されない。暫し仮眠をとってから滝桜へと向かった。日本三大桜に数えられる三春の滝桜は濃いピンクの枝垂れ桜で本当に滝のような佇まい。未明の薄暗い中ではあったが、その凄さを味わうことはできた。三春町内が混雑してくる前に三春城にも立ち寄っていく。満開の桜に彩られた城跡をたった一人で堪能する贅沢を味わうことができた。 ここまでの高速利用はETC深夜割引なので次の猪苗代城へは50%引きのETC通勤割引が適用される。インターチェンジにほど近い猪苗代城は会津若松城の支城で別名・亀ヶ城。鶴ヶ城とセットになる城名だが、さすがに県の史跡に指定されているだけあって、石垣や空堀・土塁などなかなかのものであなどれない。この城跡は幼い頃の野口英世が遊び場としていたようで、アメリカから贈られた博士の像があるが、首だけなので、首実検かさらし首のようであまり感じは良くない。 次に向かったのは鶴ヶ城を越えて会津美里町の国史跡・向羽黒山城。戦国期、南東北の雄、芦名氏の居城とあってかなり大規模な城跡だ。車道を行ける所まで進んで、本丸へ直行。阿賀野川の流れを眼下に見る眺望の素晴らしさは、本丸より、二の丸でこそ味わえる。 開城時刻に丁度良い時刻になった所で鶴ヶ城へと向かう。南口の有料駐車場に車を駐め、城内に向かうと既に三の丸から満開の桜に出迎えられた。巨大な堀と石垣は桜で覆い隠されてしまう心配がない。とりあえず天守に入って展示を一通り楽しみ、売店でスタンプをゲット。その後、南走り長屋と干飯櫓も巡って外に出、桜に彩られた天守の写真を撮影してみた。天守西側は満開の桜で埋め尽くされていて此所は花見客も大勢酒宴を開いていた。大学時代に見た雪と霧の鶴ヶ城も良かったけど、桜の鶴ヶ城はまた格別である。本丸を抜けて五軒丁堀沿いに歩いて駐車場へと戻ったが、土塁の堀も味わい深いものである。初めて歩いたコースであるがすっかり気に入ってしまった。 鶴ヶ城のほど近くには関ヶ原の戦いに際して上杉景勝が直江兼続に急遽、築城を命じたものの竣工を待たず、戦が終結、そのまま廃城となった神指城もある。こんもりとした小さな丘は桜が咲いていて案内板もあった。 福島県とは此所でサヨナラ。帰路の途中で立ち寄ることができる城ということで南魚沼市にある国史跡の坂戸城を選択した。ただ、この山城の山頂は優に600mを越える。小諸城のスタンプは逃したくないので時間のかかる攻城に踏み切るべきかどうかかなり迷ったが、結局攻城を決断。尾根伝いの登山道を黙々と登る。ここはかなり人気のスポットのようで下山する皆さんともかなりすれ違ったし、のんびり登っていく方々をかなり追い抜いていくこともあった。尾根伝いの道ということで勾配はかなりきつい。しかし樹木にじゃまされることなく素晴らしい眺望をずっと楽しみ続けることができる。頂上近くの最後の岩場は鎖を伝って登るほどの急峻な崖。30分少々を要して頂上の実城に到着した。ものすごく暖かい春の陽気だというのに頂上には大量の雪が残っていた。帰路は御館跡に出られるように別ルートを選択したが、残雪がひどく、靴がびしょ濡れとなってしまった。雪が消える中腹あたりはカタクリが群生していて、清楚な花をたっぷりと楽しむことができた。下には御館跡の石垣に城址碑、家臣屋敷跡に上杉景勝、直江兼続の生誕地碑などの見所がたっぷりと待っていた。これだけの素晴らしい城が2009年大河ドラマ「天地人」の主人公出生の地だというのだから、かなりのフィーバーが予想される。 何とか、許容範囲内の時間に坂戸城を攻め落とすことができたので十日町に出て国道117号で信濃川沿いに長野県を目指すことにした。かつては新潟県に大きく水をあけられていた長野県の道路状況だが、現在では長野県内の方がよく整備されていると感じられるほど、長野県の道路も充実してきた。道路特定財源が旧来のまま必要であるとは全く思えない。 豊田飯山ICから小諸ICまでは上信越道を利用。大手門駐車場に車を駐め、まずは重文の小諸城大手門を見学だ。まだ、オープニングセレモニーが行われておらず、一般公開前であったが、見違えるように美しくなった大手門にしばし目を奪われる。 重文の三の門は懐古園(小諸城)のシンボル的存在。「懐古園」の文字は徳川宗家16代当主・徳川家達の筆だ。2008年大河ドラマの主人公、天璋院篤姫が手塩にかけて育てた御仁である。大河ドラマの中でも登場することを期待している。 かつては無料だった懐古園だが、今では最低でも\300の散策券を購入しなくてはならない。それでも大勢の観光客が来場しており、満開の桜が咲き誇る本丸では花見の宴が大盛況であった。バブル経済の末期、ここで職場の花見を行ったことが懐かしく思い起こされる。天守台など、一通り見て回ってから、意を決して管理事務所へ。ここの100名城のスタンプは状態の悪さで有名だったのでかなり気が重いスタンプゲットであったのだ。ところが予想に反して素晴らしく濃いインクの状態。これはとてもうれしい誤算であった。今後は管理事務所できっちりと管理していってほしいものである。これで名城スタンプラリーは88城目。コンプリートに向けて計画通りに突き進んでいる。 あとは家に戻るのみ。国道142号に出て新和田トンネルをくぐり、素直に帰着。肝心のお城の月の攻城数は新潟10、福島5、山形1、長野1。二日間で17の攻城は上出来である。最終的には新潟と山形の国盗りを達成することができた。夕刻にちょろっと立ち寄った米沢城のみで山形の国盗りができてしまったのは幸運以外の何物でもない。 |
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