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昨年の秋以来、実に6ヶ月ぶりの尻屋である。今年こそは厳冬の尻屋にと思っていたが、機会に恵まれずとうとう春になってしまった。地元新聞によると今年も数頭の子馬が誕生したとのこと。かわいらしい子馬のしぐさは写真をご覧いただきたい。今回の撮影でショックな出来事があった。寒立馬というととてもおとなしい穏やかな性格と言われている。しかし、尻屋崎に到着するやとても驚く、というか再認識させられる光景を目の当たりにした。到着すると20頭もの寒立馬が灯台付近で食事中だった。すると見物客の一人が一匹の飼い犬を付近に放したのだった。飼い主がふと場所を離れたとたん、一匹の寒立馬が犬を追いかけはじめ、後ろ足で犬を踏みつけたのだ。犬は声をあげるが声にならない。逃げようにも起きれないでいる。辺りに数人のカメラマンがいるが突然の出来事に呆然としている。私もカメラのセッティングもしていない状態で、突然の出来事に呆然。すぐに飼い主がやってきて寒立馬を追いやったが犬はその場でぐったり。即座に抱きかかえて車に乗せて尻屋を去っていった。後で冷静に考えると放牧場に犬を放すとは非常識なことなのだが、寒立馬はおとなしいというイメージがあり油断したのだろう。実際、人間に危害を与えることはほとんどないらしい。が、しょせん野生なのである。寒立馬の意外な・・・というより本来の姿を見た気がした。あの犬、大丈夫かなあ・・・・
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