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40歳になった今年、会社からリフレッシュ休暇をいただけることを知った。ただでさえ毎日忙しく、予算的にもとても休んでいる状況ではなかったのだが、とある人から言われた一言で考えが変わった。「上の者が取得しないと、部下も取りづらいものだよ」いただける休暇は休日を含まず7日間。しかも、連続してとる事と書かれていた。休日を含めると実に最大11連休となる。さすがにフルには取得できないものの、9日間はとることを決意。目的と時期の検討をした。別にどこに行くことなく、部下育成のための自己啓発に使っても良いのだが、せっかく「リフレッシュ休暇」というのだから、リフレッシュできることをしようと決めた。さて、果たして何をすることが一番のリフレッシュになるのか?いろいろと考えてはみたのだが、思いあたることはたった一つであった。それは昨年行った下地島遠征のリベンジをすることであった。39旅と名付けて実行した下地島遠征は残念な結果に終わった。(詳しくは下地島39旅の部屋参照)いつかはもう一度下地島を訪れたいと思ってはいたが、昨年に引続き今年も行けるとは思ってもいなかった。マイレージは十分ある。後は日程だ。インターネットによりフライトスケジュールを確認。仕事のスケジュール等を考え、6月中旬に決めた。昨年の教訓を活かし、台風の時期は避けたものの、梅雨の時期というのは多少気にはなったが、2ヶ月先の天気は予測できない、まさに勝負だ。2ヶ月前の4月中旬、マイレージによる特典予約を完了。インターネットによりホテル、レンタカー等を予約していたところ、ちょうどなんちゃってオヤジが我が家に遊びにきた。おいらの計画を聞くや一言。「行きて〜な〜」初めは軽く聞き流していたが、本当に行きたくなっているようだった。なんちゃってオヤジは仕事を引退しているので時間は十分ある。後はお金の問題だ。マイレージ無しで行くとなると、航空券だけでも10万以上はかかる。インターネットで調べていると、ちょうど計画していた時期がバーゲンフェア対象期間になっていた。しかも空席はあるようだ。再度なんちゃってオヤジに確認しようとしたが、もう既に気持ちは下地島に行っていた。と言うことで、ひょんなことからオヤジとの二人旅になってしまった。ちなみにオヤジもおいらと同じく飛行機も写真も大好きである。ま、オヤジとの旅も今後あるかどうかわからんし、親孝行も兼ねられるのであれば、一層の思い出になる旅になるだろう。また、今回は下地島だけでなく、嘉手納基地にも行ってみることにした。困難もありましたが、生涯思い出に残る遠征となりました。この全工程をアルバム風にご紹介をします。
1日目(6/11) 青森脱出です
昨年の教訓を活かし、万が一のことを考え余裕のあるフライトにした。が、その心配も必要ないほどのの天気。まるでおいら達の旅立ちを歓迎するかのような快晴であった。お見送りには秀さんとわっくさんが来てくれた。仕事を休み遊びに行くというのに、申し訳ない気持ちもあったが、来てくれて正直嬉しかった。いよいよ遠征がスタートです。オヤジも張り切っているようです。
お見送りの人に手を振ります。行ってきます〜 青森上空には不思議な形をした雲が。 まもなく羽田到着です。東京は雨が降ってるようです。
羽田到着後、ターミナルビルで昼ご飯にしました。旅の無事を祈願しビールで乾杯したのでした。その後、一旦ホテルにチェックイン、デジカメ用のメモリ調達に秋葉原に行きました。2GのCF、1GのSDを購入。歩いていると道路の一画に人だかりが出来ているのを発見。気になり近づいてみると、若い男女が輪になって何かを回し食べしています。よ〜く見ると缶詰?そうこれが「おでん缶」なるものでした。しかし、この暑い時期に、しかも雨降ってる中、こんなところでおでん食べなくても・・・やっぱり東京はすごいや。今日は羽田に宿泊し、明日はいよいよ沖縄へ旅立ちます。夜は「魚民」で食事。東京に来てまで「魚民」かよ・・・明日は朝が早いので早めに就寝したのでした。
2日目(6/12) 一年ぶりの下地島
6時前にホテルを出発。京浜急行で羽田に向かいます。ホームにはサラリーマンの姿がちらほらと・・・ちょっと不安になるおいらでした。
羽田でしばし撮影。いよいよ羽田を後に一路宮古に旅立ちました。

まもなく宮古島到着です。雨が降っているようです。ベイパーがはっきり見えます。

宮古空港では予約していたレンタカー会社の社長が待っていてくれた。1年ぶりの再会でした。荷物を車に積み込み、平良港へと向かった。12時発のカーフェリーはやてに乗り宮古島を後にした。

いよいよ伊良部島に到着です。天気が気がかりです。

下地島はバケツをひっくり返したくらいのどしゃ降りでしたが、訓練機がタッチ&ゴーを繰り返していました。 雨にもめげず、撮影に専念。夢にまでみた下地での訓練飛行ですから・・・B777−200(JA703J)
雨にもかかわらず、多くの見学者が見守っています。 B777-200(JA703J) ANA A320-200(JA8300)
撮影の合間、空港の外周に出てみました。去年も見かけた鳥を畑の中で発見。サギ類だろうか?下地島は一周17.5キロの小さな島。車だとあっという間に一周してしまいます。なんちゃってオヤジもキョトンとしていました。
渡口の浜にて訓練する飛行機を眺める。天気がよければ最高の構図なのだが・・・ 再び空港へ。ようやく雨があがったようです。本日のRWは35です。
雲が広がる下地島空港上空。 地下地島空港脇で漁師が何やら獲ってるようです。一人はスウェットスーツを着て海に入りましたが、胸くらいの深さでした。浅いんです。
地元の子供が釣りを楽しんでました。何とも素敵な放課後なんだろう・・・ 本日の訓練は終わりのようです。 訓練の終わりとともに、鳥たちもねぐらへと帰っていきます。
大人だってこのような自然の中だと子供に帰りたくなります(佐和田の浜) これでも夕方6時半を過ぎてます(佐和田の浜) 佐和田地区の住宅地に足を踏み入れてみた。
ここ最近の雨で久しぶりの井戸端会議だったのか、しばらく話が尽きることはありませんでした。何とも穏やかな生活です。 この看板は年寄りに向けて?それとも少年少女にむけて?
空港から宿に戻る途中、道路わきにカニを発見。辺りが暗くなると活動し始めるのです。 夕方、日本の渚100選にも選ばれたことのある佐田の浜にやってきました。
雲に隠れた夕日でしたが、水平線に沈む直前再び顔を出しました。が、まん丸の姿は見ることができませんでした。残念・・・明日に期待です。ただ今の時間は19:45分。
本日の夕食は、島唯一のコンビニから惣菜を買ってきて済ますことに。伊良部地区に外食するところもあるのだが、お酒を飲みたいおいら達は街頭もない夜道を歩いて帰るのが恐いというのもあった。ビールはもちろんオリオン。手前は秋刀魚焼き。 今回の遠征中に伊良部に行ったら絶対食べてみたいものがありました。知る人ぞ知る、伊良部島の名物「うずまきサンド」です。スーパーに行くと大量に置かれていました。種類もいくつかありました。中の砂糖が微妙に美味しかった。
3日目(6/13) これぞ念願の下地島
朝起きてまずはメールのチェックです。もちろん仕事です。食堂の一画で無料でインターネットが利用できます。こうして仕事をしていると、下地島にいることを忘れそうになります。便利な世の中にはなりましたが、良いような悪いような・・・ 今日のRWは17。夢にまでみたち構図に大興奮。あとはもう少し青空が広がってくれればいいのだが。
なんちゃってオヤジも大興奮。真下から撮影しようとしてたのだが、あまりの迫力にビビッて、腰がひけてます。 真下から魚眼レンズで狙いますB767-300(JA8365) 空港に来るのはカメラマンばかりではありません。観光客も結構来るのです。観光バス、観光タクシーもきます。
エメラルド色の海がレフ板がわりになり、機体が少し青みがかっているのがわかるだろうか? こちらの呼びかけに気さくに手を振ってこたえてくれました。
ちょっとアングルを変えて撮影しようと、佐田の浜から下地島空港を狙ってみました。遠浅が続く海に転がる大小の岩礁が特異が風景を作り出しています。
なんちゃってオヤジを伊良部島一周へご案内することに。車を走らせていると大きなヤドカリを発見。こんなの日常茶飯事なんです。 昼ご飯は渡口の浜にある海の家でとることに。去年はじめてきてお気に入りになったところ。 きっと気に入ってくれると思った伊良部そばですが、オヤジはちょっと満足いかなかったようでした。
海の家の駐車場に咲いていた花。
時計と逆方向で伊良部島を一周してみることに。あっという間に佐良浜漁港に。のんびりした光景です。 パイナップルのような実をつけた植物。誰もとらないところをみるとまずいのかなあ・・・
フナウサギバナタに到着。伊良部町の方言で「船を見送る岬」というらしい。確かに海を見守るように建っていた。伊良部島を代表する鳥サシバをかたどった展望台にもなっている。 フナウサギバナタの下には青い海が広がっていた。絶壁の頂点から足を震わせながら撮影。落ちたら間違いなく死ぬだろう・・・でも、命をかけても撮りたいほどの絶景でした。
そろそろ島一周です。下地島空港が見えてきました。あっという間です。伊良部島は周囲26.6キロしかありません。
再び下地島空港で撮影。灰色の雲が広がってきました。回復も見込めないかんじだったので、早めに宿に戻ることに。 今日の晩御飯もコンビニ。何だか昨日と変わらないメニューです。
晩御飯後、あまりに暇だったので一人で夜の散歩に出かけました。道路にはたくさんのカニが散歩中でした。明日は下地最終日です。快晴を期待します。
4日目(6/14) さよなら下地島、そして宮古島
いよいよ今日は下地島を離れる日です。お世話になった部屋はこんな感じ。2DKでトイレとバスはなぜか2つありました。 部屋の鍵を返却します。この建物は受付と食堂になっています。
いよいよ本当にラストです。フェリー出発時間ギリギリまで撮影です。しかし、今日は3日間の中で一番の天気です。後ろ髪をかなり引かれながら空港を後にしたのでした。
佐良浜漁港からフェリーに乗り、宮古島に向かいます。
遠くに見える橋は池間大橋(宮古島)です。 伊良部島がどんどん小さくなって・・・また来ることあるかなあ・・・
なんちゃってオヤジの希望により来間島に行ってみることに。宮古半島と来間島を結ぶ1690mの来間大橋。もう少し天気が良ければ・・・
来間大橋の真ん中で撮影。吸い込まれるほどきれいな海です。 来間島の高台にある竜宮城をかたどった展望台。ここからの眺めは絶景でした。
竜宮城展望台から、宮古本島方面を眺めます。風が気持ちよかったです。 来間島の住宅地風景。です。
ヤギがいた〜食用?ペット? 幼稚園と小中学校が一緒になっていました。通算すると11年もここに通うことになるのです。なんちゃってオヤジは何度も何度も「どうやって暮らしてるだろう?」と首をかしげていた。
石造りの家。空き家かと思いきや、人が住んでいるようです。
さすが東洋一と言われるほどの白い砂浜がきれいな前浜ビーチ。 次に砂山ビーチにやってきました。吹き抜けの洞窟など自然の造形が美しいです。観光客も多く訪れる観光スポットです。天気が良くなかったのが残念です。
これから那覇空港へと向かいます。宮古島ともお別れです。時間まで展望デッキで撮影タイム。 特徴ある建物の宮古空港(機内から)
数時間前に訪れた来間島が見えました。 宮古島ともお別れです。
那覇到着。あいにくの雨模様でした。モノレール「ゆいレール」に乗り、本日の宿がある旭橋駅に向かいます。 今日の夕食は食べ放題、飲み放題のお店。お酒はもちろん泡盛です。久しぶりにまともな食事をした気がする。
5日目(6/15) 平和を考える
朝、事前に予約してあったレンタカーを借り、真っ先に向かったのは米軍嘉手納基地でした。数年前、家族旅行で一度立ち寄ったことがありましたが、その時にはなかった道の駅かでなが本日の撮影ポイント。4Fテラスから嘉手納基地が一望できるのです。4Fテラスには屋根もあるし、トイレ、販売機、軽食まであったり撮影場所としては最高の場所でした。
数年前に家族旅行で訪れた時に、この場所にはドライブインがあり、そこで売っていたハンバーガーがガイドマップにも載るほどの名物でした。そのお店が道の駅2Fに入ったようです。昼食はもちろんそこのハンバーガーを食べることに。あまりに美味しく二つも食べてしまいました。うまかった〜
今回の旅行でなんちゃってオヤジが一つだけ要望を言ったのが、沖縄平和記念公園に行ってみたいといいうことだった。なんちゃってオヤジのお父さんの弟、つまり叔父さんが沖縄戦により戦死したそうです。その沖縄戦では国内外約20万人の戦死者がでたという痛ましい戦争だったそうで、その方々の名前が平和記念公園に国別、県別に刻まれているのだという。徴集された当時、オヤジ達家族は今のロシア、当時の樺太にいたという。刻まれた石の中から樺太を探すのさえ大変なほど、20万人と言うのはすごい数。オヤジは万が一のことを考え、当時その叔父さんがお母さんに宛てた唯一の遺品である手紙を青森から懐に入れていたのでした。もしなければ申請して刻印してもらうと鼻息を荒げていました。汗を拭きながら樺太のグループを探しだし、その中から名前を探すと、何と叔父さんの名前があったのです。オヤジは興奮していたため、半ば気が抜けたような、それとも安堵感からかホットしているような、そんな感じでした。すぐさま脱帽し、手を合わせておりました。おいらも全く知らない先祖ではありますが、ちょっと感動しました。
平和記念公園に到着。お土産屋さんが立ち並びます。
資料館の屋根にはたくさんのシーサーが。それぞれ表情、形が違うのにはびっくり。 お土産屋さんにあったシーサーは少しおしゃれしていました。
次にひめゆりの塔を訪れました。沖縄戦において動員された「ひめゆり学徒隊」の少女たちのみたまを祭ってあります。残念ながら時間が遅かったので資料館にははいれませんでした。この壕の中で沢山の少女達がなくなったそうです。想像を絶する話です。
ひめゆりの塔を後にし、ホテルのある市内へと車を走らせました。途中、いかにも沖縄らしい雰囲気の住宅街があったので、ちょっと失礼して撮影をさせてもらいました。ここでも、なんちゃってオヤジは「どうやって生活してるんだろう・・・」を連発していました。「聞いてきたら?」と言ったら、笑ってました。
夜はお土産を買いに国際通りに出向きました。とても賑わっていました。 夕食は屋台村です。長旅の疲れがたまってきたのか、二人ともあまり食が進まなかったようでした。
6日目(6/16) いよいよ最終日。と思いきや・・・
朝起きるとこの遠征では最高の青空が広がっていました。今日がいよいよ最終日。フライトの時間まで市内近郊をドライブすることにしました。向かったのは阿良波ビーチ、サンセットビーチ。最終日にしてようやく沖縄に来たという実感が・・・これぞ沖縄。しかし、まだ9時前だというのにこの日差しは厳しい・・・
レンタカーを返却し、お昼前には那覇空港に到着。デッキで撮影後、ターミナル内で昼食をとりました。なんちゃってオヤジもおいらも暑さで少しバテ気味でした。
いよいよ沖縄を後にし、羽田空港へと向かいます。思えば長い遠征でした。梅雨の時期である程度の雨は覚悟していたものの、それほど影響もなかったし、予定していたスケジュール通りに終わりそうです。去年の遠征を考えると順調すぎて気持ちが悪いです。と、羽田までは余裕でいたのですが、羽田から青森行きの便は天候不良による条件付きになっていました。これまで何度も経験してるし、一度もそういう事態にはなったこともなかったので「ふ〜ん」くらいしか思わなかったのですが、なんと一度も着陸にトライすることもなく、羽田に引き返してしまったのある。気力、体力ともにヘロヘロのところ、大ショックでしばらく呆然と外を見ておりました。そのときの夕日は一生忘れないほどきれいな夕日でした。。羽田に到着し、近くのホテルを予約。大きな荷物を転がしながらホテルに向かいました。その途中、二人とも無口でありました・・・チェックインを済ませ、近くのファミレスで打ち上げをしたのでした。本来であれば、家でゆっくり飲んでいるところなのだが・・・ま、トラブルも思い出の一つです。
最後の最後にちょっとミソをつけてしまった今回の遠征でしたが、梅雨の時期にしてはそれほど雨の影響も多くなく、また2年越しの下地島空港での撮影にも成功し、さらにはなんちゃってオヤジとの二人旅、平和公園での叔父さんの名前の確認と大成功と言っていいだろう。リフレッシュ休暇を利用しての今回の旅、肉体的にはかなり疲れたが、精神的には十分リフレッシュできた遠征でした。この期間にたまった仕事を考えると、ぞっとするところもあるが、しばらく頑張れるような気がした。次は50歳で再びリフレッシュ休暇がもらえるという。それまで何とか頑張りたいと思う。そしてまたなんちゃてオヤジと下地島の地に立ちたいと思う。